4月に入り、新たな生活がスタートした人も多いのでは? 日々やることが多くて頭の中がいっぱい! そんな忙しいあなたを、ダイソーの「メモ」(110円)がサポートしてくれます。2種類のメモ帳をタスク管理に役立ててみてはいかがでしょうか。
ダイソーの「メモ」シリーズ(各110円)は、無地・A罫(けい)・4分割・方眼・ドット・チェックリストと、全6種あります。どのシリーズも横15cm×縦7.5cmと一筆箋のようなスリムサイズなので、パソコンの前など狭いスペースでも使用することができちゃいます。
今回ご紹介するのはドットとチェックリストのメモです。
「メモ」ドット方眼罫
ドットのメモには等間隔でうっすらと"点"が印刷されています。図や文字を書く際にちょうどよい目印になるほか、ドットを気にせずイラストが描けるなど、自由度の高さが特徴です。
「メモ」チェックリスト
続いてチェックリストのメモは、チェックがいれられる12個のマスと、けい線が入ったリスト式になっています。こちらは、買い物リストやToDoリストなどで使用した経験がある人も少なくないはず。
2つのメモを活用する4つの手順
では、この2種類のメモをタスク管理仕様にしていきましょう!
1. チェックリストにタスクをすべて書き出す
まずは、「チェックリスト」に、今抱えているタスクを大小問わず書き出していきます。
2. ドットのメモに十字の線を書く
次に、「ドット」のメモ用紙を使って、矢印をつけた十字の線を書きましょう。ドットが程よい目印になってくれるので、フリーハンドでも迷わず線が引けて便利です。この十字線を引いたことでできた4つのマスを使い、各タスクに優先順位をつけていきます。
ここでは左上のマスから時計回りに、「緊急度は低いが、重要度は高い」「緊急度が高く、重要度も高い」「緊急度は高いが、重要度は低い」「緊急度も重要度も低い」といった4つに分けます。
右にいけばいくほど緊急度が高く、上にいけばいくほど重要度が高い、というルールを設けています。このマスにあてはめることで、1つひとつのタスクの優先順位を視覚化させていきます。
3. 書き出したタスクを、4つのルールに沿って振り分ける
先ほど、タスクを書き出した「チェックリスト」と、4つのマスができた「ドット」のメモを並べます。ここで、チェックリストに書き出したタスクを、期限や内容に合わせてマスの中へ振り分けていきましょう。
「変更する可能性がある」「どこに振り分けるか悩む」なんてときには、ふせんに内容を書き出し、ふせんを動かしながら進めていくのもひとつの方法です!
では、振り分け作業が終わった4つのマスを見てみましょう。特に、右上のマスにあたる「緊急度も重要度も高い」タスクは、すぐに取り掛かる必要があります。反対に、「緊急度も重要度も低い」ものは、今すぐやるべきことなのか見直す機会かもしれません。これでタスクの重要度や緊急性がまるわかり!
4. オリジナル「バーチカルメモ」で1日のスケジュールを作成
最後に、新しい「チェックリスト」を用意。1日のうち活動できる時間帯を左端に書き込んだ「バーチカルメモ」を作成します。時間軸がついたメモを使い、どの時間にどんなタスクに取り掛かるかを決めていきましょう。
これで、"あとはやるだけ!"の状態をつくることができました。このメモをマスキングテープでノートに貼り付ける、いつも見えるところに貼っておくなどするとよいでしょう。
一見、少し遠回りに見えるかもしれません。ですが、やるべきことやタイミングが明確になることで安心感へと変わっていくでしょう。デジタルもよいですが、"書く"行為が記憶を定着させるなんて話もありますので、あえてアナログなメモを使って、タスクと頭の中を整理してみては?