東海テレビ・フジテレビ系土ドラ『おいハンサム!!2』(4月6日スタート 毎週土曜23:40〜)の第1話プレミア試写会が4日、都内で行われ、主演の吉田鋼太郎、原作の伊藤理佐氏、脚本・監督の山口雅俊氏が登壇した。
「いつか一緒に仕事したいね」が実現
東海テレビと日本映画放送が共同制作するドラマ『おいハンサム!!』は、漫画家・伊藤理佐氏の複数の作品を大胆にリミックスして実写化。『おいピータン!!』『おいおいピータン!!』を中核原作に、『渡る世間はオヤジばかり』、『チューネン娘。』『あさって朝子さん』などをモチーフに、『ナニワ金融道』『きらきらひかる』『ランチの女王』『闇金ウシジマくん』などを手がけてきた山口雅俊氏が脚本・演出・プロデュースを担当する、家族×食×恋をテーマとしたコメディ作品となる。
山口監督との初対面を聞かれ、吉田は「よく行くバーがあるですけど、藤原(竜也)くんから『今、大変素晴らしい方と飲んでるんで、鋼太郎さんおいでよ』と連絡があって。そこに山口さんがいらっしゃったのが始まりですね」と回想。「すでに僕は飲んでて、上機嫌といいますか、ハイだったので、二つ返事で行って。僕と山口さんは同い年なんですけど、昔、僕が若い頃に所属してた劇団の芝居を、山口さんが観てたという話でめっちゃ盛り上がったんですね。それで初対面から『山口』呼び(笑)」と明かし、笑いを誘った。
さらに、吉田は「『いつか一緒に仕事したいね』って。でも、そういう話になっても、実現することはあまりないんですよ。そしたら、半年後くらいに、この(『おい!!ハンサム』の)話が来て! なんという有言実行の人なんだろう、と。それからのお付き合いでございます」と感慨深げに語った。一方の山口監督は「ほとんど覚えてないんですよ(笑)。藤原くんと飲むと、二人でジントニック20杯くらい飲むので」「かなり酔ってました」といい、「その後に藤原くんから連絡が来て、『“コータロー”をよろしく』って。“鋼太郎”がカタカナの“コータロー”っていう(笑)」と振り返ると、吉田は少し恥ずかしそうに笑顔を浮かべていた。
『おいハンサム!! 2』あらすじ
2年前と変わらず、東京の一軒家で、伊藤源太郎(吉田鋼太郎)は妻・千鶴(MEGUMI)と暮らしている。ある朝、3人の娘たちの幸せを願う源太郎は、寝違えて首が回らなくなりコルセットをすることに。まだ独身の長女・由香(木南晴夏)の仕事は絶好調だが、相手には不自由しなかったはずの恋愛は絶不調。次女・里香(佐久間由衣)は夫の浮気が原因で離婚、恋の仕方を忘れたかも……とモヤモヤしている。
三女・美香(武田玲奈)は、源太郎公認の恋人で漫画家として軌道に乗り始めたはずのユウジの優柔不断さに「ほぼ結婚はムリ」だという。母・千鶴はいつも通り。由香はそばが入ってない天ぷらそばを食べる近所の不思議な女性に人生を教えられ、里香には不思議な場所で不思議な男性との出会いが、さらに美香の“一応恋人”ユウジに鼻血出しがちストーカー女が近づき……さまざまな人が入り乱れて伊藤家はあいかわらず波乱万丈。