グロービスが提供する「GLOBIS 学び放題」は、ビジネススキルに対する意識や行動に関する調査結果を3月29日に発表した。同調査は、2024年3月7日~3月8日の期間、営業職の20~50代男女(年収850万円以上)332人を対象にインターネットを用いて行われた。

  • 営業職において最も重要なスキルは「コミュニケーション」

営業において重要だと考えるスキルについて聞いたところ、圧倒的に多かったのが「コミュニケーション」で、7割以上の票が集まった。次いで「論理思考」「マーケティング」が約4割、「組織マネジメント・リーダーシップ」「経営戦略」が約3割と票が分散していることから、営業職に求められているスキルは多岐にわたるという。

さらに、自身のビジネススキル向上のために、どのような目標設定をしているのか聞いたところ、1位「顧客への貢献」、3位「チームや組織への貢献」がランクインした。

  • 自分に不足していると思うスキル1位は「ITスキル・デジタルリテラシー」

自身に不足していると考えるスキルを聞いたところ、「ITスキル・デジタルリテラシー」(29.8%)が最多となった。また、「データ分析」や「経営戦略」、「マーケティング」なども2割以上の回答があり、幅広い分野の知識やスキルに関して必要性を感じている様子がうかがえるとのこと。

さらに、自身に不足しているスキルや知識の向上のために、行動を起こしているかについても聞いてみたところ、「いいえ」が56.3%と、「はい」を上回った。

  • スキル・知識向上には、場所や時間を選ばない学習方法が人気

スキルや知識向上のために行動を起こしている人に、どのような行動をとっているか聞いたところ、最多は「書籍、動画、音声コンテンツなどでの学習」で44.1%だった。

次いで「各種メディアのニュース、記事などからの情報収集」が37.9%となっており、場所や時間を選ばずにできるタイプの学習に人気が集まっていることがわかる。

続いて、スキルや知識向上のための障壁となる問題についても聞いたところ、他の選択肢より大きく票を集めたのが「時間を確保できない」で44.1%だった。次いで「どういう手段が良いかわからない」が続いた。

「会社(上司含む)が、スキル・知識の向上を評価をしてくれない」「会社(上司含む)からのサポートが不十分である」などは比較的下位にとどまり、会社の態度や行動を障壁と感じている人はやや少ないという。

  • スキルアップのための行動が起こせない理由

さらに、スキルや知識の向上のために行動を起こせないと回答した187人に対し、具体的な理由を聞いてみたところ「時間を確保できない」が最多となった。次いで「どういう手段が良いかわからない」「何を行うのが良いかわからない」と学習手段・学習領域に関する問題も上位に挙げられ、「スキル向上の必要性を感じながらも、どのように動けば良いかわからない」と悩む姿が感じられる結果となった。