大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は27日、中央線の森ノ宮駅から(仮称)森之宮新駅に至る区間に軌道を敷設し、一般旅客の運輸事業を行うため、軌道法第3条にもとづく軌道事業の特許を国土交通大臣宛に申請したと発表した。2028年春の開業を予定している。
同社は大阪府・大阪市を中心にまちづくりの開発計画が進む「森之宮」を東の拠点と位置づけ、西の拠点と位置づける「夢洲」と合わせて東西軸を強化し、大阪の発展に寄与することをめざしている。森之宮地区におけるまちづくり開発の一員として、新駅を設置し、周辺を開発することで、開発エリアのアクセス性向上とにぎわい創出を図る。
中央線の森ノ宮駅から(仮称)森之宮新駅に至る営業キロ1.1kmの路線区間について申請を行い、開業時期は2028年春の予定。建設計画・運転計画・路線名・駅名など、詳細が決定し次第、改めて知らせるとしている。