日本気象協会は、「紫外線準備 前線2024」を開発し、3月4日から同協会が運営する天気予報専門メディア「tenki.jp(てんきじぇーぴー)」にて公開した。

「紫外線準備 前線2024」は、紫外線の強さの国際指標である5段階の「UVインデックス」を基準に、日本気象協会独自の気象予測情報や過去の気象データに基づく知見を加味して算出したもので、例年3月に紫外線量が増えはじめ、紫外線対策が必要となることを広く知らせることを目的に開発されたという。

  • UVインデックスに応じた紫外線対策

UVインデックスのランクが「中程度」に達する時期を前線図の形式で表現しており、「中程度」の段階では日中は日陰で活動することや、長袖シャツや日やけ止め、帽子の着用が推奨される。

  • 紫外線準備 前線2024

今シーズンの「紫外線準備 前線2024」によると、3月から広い範囲で紫外線対策の準備が必要になると予測されており、九州や四国を中心に、すでに紫外線対策の準備が必要な所もあることがわかる。これから紫外線対策が必要になる主要都市は、広島が3月6日ごろ、大阪が3月7日ごろ、東京が3月17日ごろ、長野が3月24日ごろ、仙台が3月29日ごろ、札幌が4月11日ごろと予想される。

「紫外線準備 前線2024」では、UVカットウエアを展開しているユニクロ、顔・からだ用の日やけ止めを展開する花王ビオレとともに、紫外線対策に役立つ情報を各社のSNSなどで発信をするという。