中日の中田翔が23日、YouTubeチャンネル『SUGIYA no YouTube 【杉谷拳士 公式】』で公開された動画「【ここだけで語る移籍の真相】ファイターズから巨人、そして中日へ。中田翔が考える野球人生の終わり方とは?【感謝感激雨嵐完結編】」に登場。中日に移籍して「このチームで勝ちたい」と改めて思った瞬間を明かした。

中田翔

歓迎会の裏側を語る

今回、日本ハム時代のチームメイトである杉谷拳士氏のチャンネルにゲスト出演した中田。さまざまなトークを繰り広げるなか、杉谷氏から「中日ドラゴンズに入って、ワクワクしたエピソードってありますか?」と質問され、「このキャンプ地に入った初日じゃない? そういう会を開いてくれたのよ」と歓迎会の裏側を語ることに。

その歓迎会について、中田は「食事会を開いてくれたんだけど、その時にちょっとお酒入るじゃん? みんなやっぱり、野球の話になるのよ、必然的に」と語りつつ、「その時に、みんなが『勝ちたい』という言葉を使ってたから」と回想。

続けて、「もちろん俺も今、勝ちに貪欲だしね。日本ハムの時だけだから、優勝して日本一経験してるのも。ドラゴンズは今2年連続最下位でしょ? で、俺らも日ハムでそれを経験している。毎年Bクラスみたいな」「でも、ある年、ポンと優勝日本一みたいなのあるやん? ああいうときの喜びって特別なものがある。毎年優勝争いしてますよってよりも、最下位から努力して優勝のほうがやっぱりうれしさは倍増だと思うねん」と自身がした話を振り返ったうえで、「そういう話をしてたら、『マジで勝ちたいですよね』みたいな」と、中日選手たちの反応を打ち明ける。

そして、中田は「それを聞いた時に、『俺はこのチームで勝ちたいな』と思ったし、このチームに俺ができることって本当に微々たることかもしれないけど、一緒に力を合わせてやりたいなって思ったね」とコメント。これに杉谷氏が「外で見てるドラゴンズと、中に入って見るドラゴンズは違う?」と聞くと、中田は「全然違う、マジで違う」と断言していた。

【編集部MEMO】
打点王3回(2014年、2016年、2020年)、ベストナイン5回(2013年、2014年、2015年、2016年、2020年)、ゴールデングラブ賞5回(2015年、2016年、2018年、2020年、2022年)などの実績を持つ中田翔。昨年11月15日、読売ジャイアンツとの3年契約に盛り込まれていたオプトアウト権を行使して契約を破棄し、自由契約選手となることを選択。翌月6日に中日ドラゴンズと正式に契約し、入団会見に臨んだ。