女優の堀田真由が4月スタートのTBS系日曜劇場『アンチヒーロー』(毎週日曜21:00~)に出演することが28日、発表された。
「正義の反対は、本当に悪なのだろうか・・・?」を視聴者に問いかけ、スピーディーな展開で常識が次々と覆されていく本作。たとえ、犯罪者である証拠が100%揃っていても無罪を勝ち取る、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士を主演の長谷川博己が演じる。
長谷川博己と北村匠海に続き、このたび堀田真由の出演が決定。ビジュアルとティザー映像が解禁となった。堀田も北村と同じく長谷川演じる主人公“ヒーローとは言い難いアンチな男”の事務所で働く弁護士を演じる。
堀田はNHK連続テレビ小説『わろてんか』(2017年)で注目を浴び、火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(2020年)、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)など数々のドラマや映画に出演。昨年は『大奥』(NHK)、『風間公親-教場0-』(フジテレビ)など1年間で8本のドラマに出演し、『たとえあなたを忘れても』(ABC)では地上波の連続ドラマ初主演も果たした。そして、それら俳優としての実力が評価され、「2024年エランドール賞」で昨年1年を通じて最も活躍した将来有望な新人俳優に贈る新人賞を受賞した。主演の長谷川とは8年ぶりの共演となり、今回は弁護士役同士での共演となる。堀田演じる弁護士は、自分の正義を貫く弁護士か、はたまた彼女もアンチヒロインなのか?
■堀田真由 コメント
司法や社会の暗部に真正面から切り込んだオリジナルストーリーに緊張感を持って撮影に臨んでいます。
弁護士役ということで業界用語や専門知識、普段触れることのない世界に飛び込むことは怖さもありますが、長谷川博己さんをはじめ、先輩方の背中を見ながら社会という大きなテーマに振り落とされないよう一生懸命ついていきたいと思います。
そして、集団や社会のルールに対して自分に嘘をつくことなく生きられているのか?
正義とは悪とは? 考えを巡らせながら、ご覧いただく皆様と共により深く考えていきたいです。
■プロデューサー・飯田和孝 コメント
堀田さん演じる弁護士もまた、正義と悪の価値観の中で揺れ動いていきます。「殺人犯を無罪にする弁護士」という、極端な考えを持ったアンチな弁護士に対して、彼女がどう立ち向かっていくのか、もしかしたら彼女に共感する視聴者は多いかもしれません。堀田さんに今回初めてお会いするまでは、柔和なイメージがあったのですが、1カット目の撮影ですぐに凛とした力強さを感じました。様々な要素を抱える弁護士をどのように演じるのか、是非ご期待ください。そして、長谷川さん、北村さんと共に構成される弁護士事務所を、是非楽しみにしていただければと思います。
【編集部MEMO】
長谷川博己が日曜劇場で主演を務めるのは、2017年放送の『小さな巨人』以来、7年ぶり。長谷川演じるアンチヒーローを通して、視聴者に“正義とは果たして何なのか?” “世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?” を問いかけるドラマとなる。
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