伊予鉄グループとJR西日本は、2025年3月から「ICOCA」の利用エリアを伊予鉄電車・バスの全線に拡大すると発表した。これにともない、伊予鉄独自のICカード乗車券「ICい~カード」は2025年9月にすべてのサービスを終了する。

  • 伊予鉄道の郊外電車も2025年3月から「ICOCA」が利用可能に

市内電車と松山空港リムジンバスについては、今年の3月13日から「ICOCA」を含む交通系ICカードの利用を開始する予定。1年後には伊予鉄道の郊外電車全線と伊予鉄バスの路線バス全線にも対象路線が拡大され、伊予鉄グループの電車・バス全線で交通系ICカードが使えるようになる。

通勤・通学等の定期券もすべて「ICOCA」に移行する。すでに「ICOCA」を利用している場合、スマートフォンから「ICOCA」番号を入力することで通勤定期券として利用できる。

伊予鉄電車・バス全線の「ICOCA」導入にともない、「ICい~カード」は2025年9月にサービス終了。通勤定期券の12カ月定期は今年の9月15日に販売を終了する。