積水ハウス 住生活研究所は2月16日、「花粉に関する調査」の結果を発表した。調査は2023年12月22日~25日、全国の20〜60代の男女5,000人を対象にインターネットで行われた。

花粉症は特に「東海」や「関東甲信」で多い傾向

  • 花粉症の症状が出る時期

    花粉症の症状が出る時期

花粉症の症状がある人は全国で45.5%。地域別にみると、特に「東海」(52.0%)や「関東甲信」(50.4%)で多い傾向に。一方、最も少ないのは「北海道」で25.3%。「九州・沖縄」(34.9%)や「北陸」(35.1%)でも比較的少ないよう。

花粉症の症状が出る時期は?

また、花粉症の症状を持つ500人を対象に「花粉症の症状が出る時期」を聞いたところ、全国的に2月(37.6%)から増え始め、3月(70.0%)と4月(72.0%)にピークを迎えることが明らかに。その後、5月(45.0%)から減少傾向となり、6月(14.8%)には症状が落ち着く人が多いよう。地域別では、「関東甲信」が他の地域より少し早く、2月(50.5%)に症状が出始める人が多いことがわかった。

花粉症の対策、何をしている?

  • 花粉症の対策状況について(外出時)

    花粉症の対策状況について(外出時)

花粉症の対策状況については、外出時は約7割の人が何かしらの対策をしており、具体的には「マスクの着用」が最多の92.6%。次いで「花粉のひどい時期には外出を控える」(31.5%)、「花粉ブロックスプレーをする」(19.8%)、「花粉の飛散が少ない時間帯に外出する」(19.5%)と続き、時期や時間によって外出そのものを控える人も一定数以上いることが明らかに。

また、家の中での家事・換気・空気環境における花粉対策を行っている人は49.6%。「空気清浄機を使用する」(53.6%)が最も多く、次いで「洗濯物は室内干しをする」(43.1%)や「外干しした洗濯物をはたいてから取り込む」(28.6%)など洗濯関連の項目、さらに「掃除の頻度を増やす」(25.0%)、「いつもより念入りに掃除をする」(25.0%)と掃除関連の項目の順に続いた。

一方、帰宅時に自宅に花粉を持ち込まないようにしている人は、37.0%と限られるよう。具体的な対策としては、「帰宅後すぐに手洗いをする」(73.5%)、「帰宅時に衣類についた花粉をはたく」(71.4%)、「帰宅後すぐにうがいをする」(67.0%)と、手軽に行える対策が上位を占めた。

  • 効果があった花粉症対策

    効果があった花粉症対策

次に、効果があったと思う花粉症対策を聞いたところ、外出時では「マスクの着用」(89.5%)や「花粉対策メガネ」(64.2%)といった対策グッズが上位に。家事・換気・空気環境では、「花粉フィルター等のついた空調機器の活用」(86.1%)が1位となり、続く「洗濯物関連の対策」にも多くの人が効果を感じているよう。また、帰宅時では「帰宅後すぐに目を洗う」(81.7%)、「入浴・シャワーをする」(79.6%)、「帰宅後すぐにうがいをする」(71.0%)など、洗浄効果を感じている人が多いことがわかった。

さらに、花粉症の予防のためにあったら良いと思う設備を聞いたところ、「花粉フィルター等の付いた換気装置」(27.0%)が最も多く、次いで「室内干しスペース」(17.0%)、「サンルーム」(14.2%)、「浴室乾燥機能」(13.0%)、「乾燥機」(11.2%)など、洗濯関連のものが上位にあがった。