落合博満、イチローとの“共通点”を解説「率を高く残しているバッターは…」

元プロ野球選手で野球解説者の落合博満氏が14日、YouTubeチャンネル『【公式】落合博満のオレ流チャンネル』で公開された動画「【初実録】イチローさんに天才と言われ、互いの共通点に言及する落合博満」に出演。イチロー氏との“共通点”について語った。

■イチロー氏との“共通点”に言及

同チャンネルでは今回、イチロー氏が「天才だと思うプロ野球選手」として、落合氏の名前を挙げていたことが話題に。

イチロー氏が「ボールの軌道にバットを入れていく。この時間が長いというのは、(落合さんと自分との)共通点だと思う」と語っていたことについて、チャンネルスタッフから解説を求められると、落合氏は「ピッチャーの軌道がこういうふうに来る。バッターは例えば上からこうやって振ってくる。そのまま上から下に振り落としてくると、すれ違っちゃうけど、縦から振ってきたものが、腰とともに回転して、バットが軌道がこうやって横に出てくる」とジェスチャーを交えて説明。

続けて、「横に出てくる軌道とこのボールの軌道が、長いこと合致していれば、ボールに当たる確率が高いってことですよ」「ただ理屈からすれば、そういうことですよ。その面が長けりゃ長いほど、確率が高いってこと」「ボールが変化しても、そこの軌道にバットも変化して、その軌道に合わせていくっていう。そこは技術ですよ」とまとめた。

また、チャンネルスタッフが「それがバットコントロールってやつですか」と解釈しつつ、「落合さんが、すごい打者3人を過去のYouTubeで挙げてらっしゃって。イチローさんも入っていたんですけど、バットコントロールっていうところに言及されていた」と水を向けると、落合氏は「(バットコントロールを持ち合わせたバッター)でなければ、高いボールも低いボールも当てるっていう技術は持てませんよ」と返答。「スイングの中で合わせていくっていう能力が長けてる。率を高く残しているバッターっていうのは、大概それを持ってるってことなんだと思う。で、三振が少ないっていうのはね」と持論を述べていた。