鉄道や旅に関する書籍と雑誌を手がける天夢人は、『全国スイッチバック&ループ線データブック』を2月19日に刊行した。A5判、168ページで定価2,200円。全国の書店とネット通販で扱う。
『全国スイッチバック&ループ線データブック』は、さまざまな視点から鉄道を考え、鉄道趣味を豊かにする「おとなの鉄学」シリーズの第8弾。蒸気機関車が鉄道の主力だった時代、山間部の上り勾配を克服するための「最終手段」として作られた鉄道設備である「スイッチバック」と「ループ線」に焦点を当てた。
著者の池口英司氏が自らスイッチバックに乗車したルポも掲載。現存する設備だけでなく廃止になった設備も紹介され、先人たちの鉄道建設に賭けた情熱に思いをはせる1冊となっている。