元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が1月30日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【巨人】松井秀喜が6年ぶりに臨時コーチへ!! “同じ背番号55”を背負う秋広をどう指導する? 松井臨時コーチに期待したいことを語ります!!」に出演。松井秀喜氏の巨人臨時コーチ就任で、秋広優人に“注意してほしいこと”を語った。

松井秀喜氏

■秋広優人に“注意してほしいこと”

同チャンネルでは今回、松井氏が6年ぶりに臨時コーチに就任した巨人の宮崎キャンプについてトーク。その中で、秋広に話題が及ぶと、高木氏は「いい刺激になるといいなと思うけどね」と述べながら、「まず持ってる体が違うからな。(背中の)広さとか、畳一畳分くらいある。本当にデカいよ」と、身長200センチの秋広のポテンシャルを改めて称賛することに。

続いて、森藤恵美から「どんなことを吸収してほしいですか?」と尋ねられると、高木氏は「いろんな人の話を聞くのは大切なことだと思うんだけども」と前置きしながら、「自主トレを中田翔とやってて、中田翔も結構教えたと思うんだよね、バッティングに関しては。だから、バラバラにならないようにしてほしいなと思うよ」と返答。「正しくても間違ってても、1つのものを得ようとした時に、いろんなものにぶれだすと結局、何をやってるか分からなくなる」といい、「中田翔だったら中田翔でいいから、中田翔の教えを守るとかさ」と持論を述べる。

さらに、高木氏は「松井秀喜さんは間違ったことは言わないし、たぶん正しいことを言ってるんだろうけども。(秋広の)感性に合う、合わないってことがあるからね」と補足し、「いいところは取っていいと思う」と助言。その上で、「中田翔と寝食をともにしてやったものが、バラバラにならないようにやったほうがいいかなと思うよね」と改めて語っていた。

【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。