日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜21:00~)では、実写映画『アラジン』を3月1日に放送する。

  • 『アラジン』

1992年に公開されたディズニー・アニメーション映画『アラジン』は、主題歌の「ホール・ニュー・ワールド」が、アカデミー歌曲賞を受賞するなど大きな話題となり、大ヒットを記録した。

今作は、その『アラジン』が27年の時を経て完全実写化。日本では、2019年の実写映画として第1位となる、121.6億円の興行収入を記録し、全世界で10億ドルを超える大ヒットとなった。

“ランプの魔人”ジーニーを演じたのはハリウッド最強のエンターテイナー、ウィル・スミス。アラジンを演じるのはエジプト出身の俳優、メナ・マスード、ジャスミン役には、イギリス出身の女優ナオミ・スコット。監督は、『シャーロック・ホームズ』シリーズ(09年・11年)や『キング・アーサー』(17年)など、音楽とスピーディーなアクション・ドラマの融合を真骨頂とするガイ・リッチー。もちろん音楽はアニメーションから引き続き、巨匠アラン・メンケンが手掛けた。

吹き替えは、アラジン役に中村倫也、ジャスミン役にミュージカル俳優の木下晴香、会話シーンはもちろん、ミュージックシーンでも見事な歌唱を披露している。木下演じるジャスミンの生き生きとした歌声と、それを包み込むアラジン役・中村の伸びやかな歌声が見事なハーモニーを奏でる「ホール・ニュー・ワールド」は必聴だ。

そしてジーニーと言えば、“七色の声を持つ男”山寺宏一。アニメーション版でも同役を演じたが、その時のジーニーとはまた違った、ウィル・スミスが演じる実写版のジーニーを見事に演じ分けている。

主人公アラジンの敵となる邪悪な大臣ジャファー役は北村一輝。洋画の吹き替えは本作が初めてだったが、ジャファーが持つ、ヴィランとしての妖しい魅力を見事に演じきっている。

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【編集部MEMO】
『金曜ロードショー』今後の放送ラインナップ
・2月9日『かがみの孤城』※地上波初放送
・2月16日『ペット』※本編ノーカット
・2月23日『SING/シング』
・3月1日『アラジン』