アイドルグループ・なにわ男子の道枝駿佑が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『マルス-ゼロの革命-』(毎週火曜21:00~)第2話が、きょう30日に放送される。

  • 『マルス-ゼロの革命-』第2話より=テレビ朝日提供

■道枝駿佑ゴールデン連ドラ初主演『マルス-ゼロの革命-』

ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(19年)などを手掛けた脚本家・武藤将吾氏の完全オリジナルである今作は、謎多きカリスマ転校生と落ちこぼれ高校生たちが令和の日本をぶっ壊す、前代未聞の「青春“クーデター”サスペンス」。「何かを変えたい」――そう願う落ちこぼれ高校生たちが、道枝演じるカリスマ的なリーダー・美島零(みしま・ぜろ)に導かれ、「マルス」という動画集団を結成、大人社会に反旗を翻していく。

桜明学園で密かに起きていたスクールカウンセラー・毛利(野間口徹)による違法薬物事件を暴き出し、一躍有名になった「マルス」。本格始動第1弾として「マルス」が選んだのは、陸上界のプリンスとして世間から注目を浴びていた天才高校生スプリンター・不破壮志(日向亘)が起こした「殺人未遂事件」。不破は、日本新記録を打ち立てるも、殺人未遂騒動を起こして陸上界を追われた身。同級生でもある不破の事件の裏に隠された闇を暴こうとゼロらが立ち上がる。マルスの標的=今回のターゲットとなるのは、不破とスポンサー契約を結んでいたスポーツメーカー常務で“スポーツ界のドン”、不破に「殺されかけた」火野武夫(勝村政信)。事件の裏には何かがあると確信したゼロたちは、不破のもとを訪ねるが、彼は頑なに当時のことを話そうとしない。陸上界のプリンスが口を開かない理由とは。そしてマルスがたどり着く殺人未遂事件の裏に隠された大人の闇にまみれた極秘プロジェクトとは。第2話のラスト、早くもゼロに絶体絶命のピンチが訪れる!?

大好きだった動画配信者のマルスの正体がゼロだったことを知り、驚きとうれしさの中にいる逢沢渾一(板垣李光人)は、貴城香恋(吉川愛)や二瓶久高(井上祐貴)たちにマルスの魅力と功績を伝えようと必死。一方、ゼロがマルス復活の際に発した「これは宣戦布告だ、必ずお前たちの闇を暴いてみせる」という発言が気になっていた呉井賢成(山時聡真)は、その真意を問う。ゼロは、1年前のある出来事をきっかけに「マルス」が活動中止を余儀なくされていたことを明かす。どうやらその過去に大きく関わっていそうなのが、江口洋介演じるクロッキーコミュニケーションズ社長・國見亜門。ゼロとの浅からぬ因縁の全ぼう、そして國見の野望は徐々に明かされていき、それが明らかになったとき、ゼロは「最大の敵」である國見と再び対峙することに。果たして國見との因縁とは。そして、1話ラストで呟いたゼロの「この中の誰かがあいつを殺した……」という発言の真意とは。

【編集部MEMO】第2話あらすじ
スクールカウンセラーの毛利(野間口徹)が校内で違法薬物の原材料となる植物を栽培し、さらには生徒をクスリ漬けにしていたことを世に暴き出すというセンセーショナルな配信で、新生【マルス】として活動を始めることになった美島零=ゼロ(道枝駿佑)率いる7人の高校生たち。大好きだった動画配信者の【マルス】の正体がゼロだったことを知り、驚きとうれしさの中にいる逢沢渾一(板垣李光人)は、貴城香恋(吉川愛)や二瓶久高(井上祐貴)らに【マルス】の過去の動画を見せて”予習”させる。そんな中、配信でゼロが発した「これは宣戦布告だ、必ずお前たちの闇を暴いてみせる」という発言の真意を問う呉井賢成(山時聡真)。するとゼロは1年前に【マルス】が大人の圧力によって活動中止を余儀なくされた過去を明かし、「奴らの闇を暴いて、オレ達が新しい時代を創る」「これは革命だ」と宣言する。革命への第1段階として【マルス】がまずは若者の支持を集めて知名度を上げるべく、ゼロが最初に選んだ案件は、日本新記録を打ち立てるも、殺人未遂事件を起こして陸上界を追われた不破壮志(日向亘)の事件の裏に隠された真相を暴くこと。スポンサー契約を結んでいた会社と金銭問題で揉め、不破が重役の火野武夫(勝村政信)を殺害しようと首を絞める動画が拡散された事件をもう一度検証するため、ゼロ、渾一、そして桐山球児(泉澤祐希)は、同級生である不破の元を訪ねる。しかし、不破は頑なに当時のことを話そうとはしない。やがてゼロたちは、不破の樹立した日本新記録に隠されたある秘密にたどり着き、事件の真相を暴く動画の配信を予告するが……。