JR四国は、2024年3月16日のダイヤ改正に合わせ、観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」の運転時刻を変更すると発表した。土讃線の高知~窪川間で運転される下り「立志の抄」、上り「開花の抄」について、時刻を約2時間繰り上げる。

  • 観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」が土讃線を走る

「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」は、キハ185系を改造した2両編成の車両を使用し、全車グリーン車指定席の特急列車として土休日を中心に運転される。現在、下り「立志の抄」は高知駅12時4分発・土佐久礼駅14時13分着・窪川駅14時40分着、上り「開花の抄」は窪川駅15時13分発・土佐久礼駅15時46分発・高知駅17時53分着で運転され、高知駅から土佐久礼駅または窪川駅までを乗車区間としている。

ダイヤ改正後、下り「立志の抄」は高知駅10時2分発・土佐久礼駅12時4分着・窪川駅12時32分着、上り「開花の抄」は窪川駅13時10分発・土佐久礼駅13時50分発・高知駅16時7分着で運転。時刻を約2時間繰り上げることにより、とくに上り「開花の抄」において、昼食に適した時間に食事を提供できるようになる。

なお、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線を走る「煌海(きらめき)の抄」「雄飛の抄」の時刻に変更予定はないとのこと。「煌海の抄」は高知駅12時0分発・安芸駅14時12分発・奈半利駅14時35分着、「雄飛の抄」は奈半利駅15時18分発・高知駅17時57分着(安芸駅は通過)で運転されている。