藤原丈一郎とは関西弁で漫才のようなトーク

――同じ関西出身の藤原さんとはどのようなお話をされていますか?

僕は阪神(タイガーズ)ファンで、藤原くんはオリックス(バファローズ)ファンなので、去年の日本シリーズの話で盛り上がりました(笑)。

溝端淳平

――藤原さんと話している時、溝端さんは標準語なのですか?

藤原くんと話をしている時は、僕もずっと関西弁で話しています。僕と藤原くんは普通に会話しているつもりなのですが、周囲で見ていた方から「漫才みたいだね」とよく言われています(笑)。

――(笑)。藤原さんが情報解禁時のコメントで、「ご飯に連れて行ってほしい」とおっしゃっていましたが、もう実現されたのでしょうか?

まだ同じシーンが多くないので、残念ながらそれは実現していません。

――もし今後ご飯に連れて行くなら、何を食べさせてあげたいですか?

彼が食べたいものであれば何でも!(笑)。でも……、お肉を食べたいと言っていたかな? いろいろな場所に行きたいですね。それこそ、野球を見に行って球場のご飯を食べるとかもいいですよね。

恋愛だけじゃなくサスペンス要素も面白い

――岩本さん、白石さん、藤原さんの中で、一番ギャップを感じた方は?

ダントツで白石さんですね!(笑)。白米に合う食べ物が好きと聞いた時には親近感が湧きました。

――最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。

漆原は、最初は辰之助という存在をどう扱っていいか分からずに動揺するのですが、里夏に危険が迫っていると知り、辰之助とは別のベクトルの、自分なりの方法で里夏を守ろうとするところが見どころになってくると思います。第1話、第2話ではどんな人物なのかよく分からなかった漆原ですが、第3話から、里夏へのアプローチが積極的になっていきます。漆原の活躍にも期待していただければ幸いです。

また、恋愛だけではなく、サスペンスの部分も面白いと思います。辰之助の父親を殺害したのは誰なのか、どういった動機があるのか、さまざまな場面で考察できることも魅力だと思っています。そういったところも含め、最後まで楽しんでいただければうれしいです!

  • 溝端淳平
■溝端淳平
1989年6月14日生まれ、和歌山県出身の俳優。2006年、第19回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞して芸能界入り。2007年にドラマ『生徒諸君!』(テレビ朝日系)で俳優デビューし、『DIVE!!』(08)で映画初出演にして初主演。以降、映画、ドラマ、舞台などで活躍。2010年、映画『赤い糸』で第33回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2015年、蜷川幸雄演出の舞台『ヴェローナの二紳士』(2015)では初の女役を演じて話題に。近年の出演作に、舞台『ムサシ』『毛皮のヴィーナス』など。ドラマ『スカーレット』『天国と地獄〜サイコな2人〜』、『どうする家康』、『何曜日に生まれたの』など。2024年は、出演舞台『カラカラ天気と五人の紳士』が4月より東京・岡山・大阪・福岡で上演される。