アイドルグループ・NGT48の本間日陽が17日、最新写真集『NGT48 本間日陽 2nd写真集 陽射し色』(KADOKAWA 2,750円)を発売した。発売前にAmazonランキング第1位を獲得するなど話題の同作。昨年10月にNGT48からの卒業を発表した本間にとって、アイドルとしては最後の写真集となり、NGT48 に加入してから卒業を発表した今に至るまでを書いたエッセイも収録されている。今回、写真集発売当日に本間へのインタビューを実施。詩や短歌に影響を受けたというエッセイ執筆秘話や、写真集撮影にまつわるエピソードなどを語ってもらった。
2作目の写真集発売に驚き
――2作目の写真集発売が決まったときのお気持ちを教えていただけますか。
2年半前に1st写真集を出させていただいたのですが、まさかNGT48在籍中に2冊も写真集を出せるとは思っていなくて。お話を頂いたときは、すごくびっくりしました。それと同時に、すごくうれしかったです。
――本間さんの写真集をまた見たいという声がそれだけ多かったからだと思います。
10代からグラビアをやってきて、その経験を1冊にできればいいなと思っていたので、1st写真集を発売したときは、その目標を叶えられたという達成感がありました。今回は、2冊目の写真集ということで、1冊目とどう違いをつけるか大変だなと最初に思ったのですが、前回の写真集制作がすごく楽しかったという思い出があったので、写真集を出すことはすぐに前向きに捉えられました。
家族のことを本にすることが目標の一つだった
――『陽射し色』には、本間さんがご自身の家族のことなどを書いたエッセイも収録されています。今回、NGT48卒業のタイミングなども重なり、写真集という形になりましたが、当初はエッセイ本を発売する予定だったそうですね。
芸能活動を始めてから、自分の家族のことを本にすることを目標の一つにしてきました。そのことを今回の写真集を担当してくださった編集者の方にお話する機会があって、ぜひ実現しようとお声がけいただいて。卒業を控えたこのタイミングで一番いい形を相談するなかで、写真集にエッセイを掲載することになりました。
――内容はもちろん、リズム感のある文章が印象的でした。普段から、小説など文章に触れる機会が多かったのでしょうか?
中学生の時から、詩集や短歌がすごく好きでした。小説も好きで読むのですが、詩や短歌は用いられる言葉のリズムや、受け手に委ねられている感じが楽しいなって。今回エッセイを書くにあたって、どんなふうに書けばいいか悩んだんですけど、読んでくださる方に自分の気持ちが一番伝わるのは、このリズムの書き方だなと思って、おっしゃっていただいたような文章になりました。