映画『ゴールデンカムイ』(1月19日公開)の公開初日舞台挨拶が19日に都内で行われ、山崎賢人(※崎はたつさき)、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎(※「柳」の真ん中は夕)、大谷亮平、勝矢、玉木宏、舘ひろし、久保茂昭監督が登場した。

  • 玉木宏

同作は野田サトル氏による同名コミックの実写化作。明治末期を舞台に、主人公の元陸軍兵・杉元佐一(山崎賢人)が、アイヌの少女・アシリパ(山田杏奈 ※「リ」は小文字が正式表記)と共に、埋蔵金の在りかが描かれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて北海道を旅するサバイバル・バトルアクションとなる。

■映画『ゴールデンカムイ』初日にキャストが集結

杉元と対峙する鶴見中尉を演じた玉木は「実写化するにあたって特殊メイクは必要なものだったので、ディテールにはこだわった」と明かす。「最初に作っていただいたものは瞼の上の方まで特殊メイクがあったので、目が開きづらくて。鶴見にとっては目をカッとさせるような、目力が必要になってくると思ったので、形を変えてもらったり、テストを何回かさせてもらったりしました」と説明した。

さらに額当てについては「北海道で撮影するのがわかっていたので、素材がなんなのか気になっていて。氷点下でやってたら、額当てが凍って、おでこまで凍っちゃうんじゃないかと思って」と心配だったという。「ちょっと1枚かましたいなと思って、スポンジで浮かした状態でやったりとか、テストを重ねて臨みました」と振り返る。衝撃的なシーンも多く「指を食いちぎってしまったり。セリフでいうと『ろうそくボリボリしちゃおうか』とか、やっぱりすごいセリフだなと思いながら」と苦笑。「正解がわかんないんですけど『思い切ってやる』という感じでした」と語った。

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