マイナビは1月17日、「マイナビ 2025年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(12月)」の結果を発表した。同調査は2023年12月20日~31日、2025年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生1,108名を対象に、インターネットで実施した。
12月時点でのインターンシップ・仕事体験の参加割合は91.4%だった。前年から3.3pt増えている。
インターンシップの位置づけを複数回答で答えてもらったところ、最も多い回答は「就職活動に向けた準備の場」(66.2%)で、「適職を知るための機会」(63.4%)が続く。「早期選考に参加するための機会」いう回答も48.1%と半数近くを占めている。一方、最も重要だと思うものを単一回答で選択してもらった場合は、「適職を知るための機会」(24.0%)が最も多く、次いで「就職活動に向けた準備の場」(16.1%)となった。
インターンシップや就活準備での経験を通じて成長したと感じることを聞くと、最も多かったのは「主体性(物事に進んで取り組む力)」(30.2%)だった。以下、「課題発見力(現状を分析し、目的や課題を明らかにする力)」(13.5%)、「傾聴力(相手の意見を丁寧に聴く力)」(10.5%)と続く。
週休3日制についての認知度について尋ねると、46.1%が「人に説明できる程度に知っている」「おおよその意味は分かっているが説明する自信はない」と回答した。週休3日制の企業への就職については、「就職してみたい(ぜひ+どちらかというとの合計)」が63.0%で、前年より3.0pt増えている。