歌手で女優の大原櫻子が14日、公式YouTubeチャンネル『大原櫻子』を更新。デビュー当時の大原を知る人物と、長野・軽井沢で約10年ぶりに偶然再会したことを伝えた。

『カノ嘘』役作りで人生初バイト

大原櫻子

佐藤健が主演を務め、2013年に公開された映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』でスクリーンデビューを飾った大原。ヒロインオーディションで5,000人の中から選ばれ、演技未経験ながら日本映画批評家大賞新人賞を受賞するなど、大原にとっては出世作となった。

家族旅行で軽井沢を訪れた大原は、同作の役作りでアルバイトをしていたカフェの店長“あにさん”と、軽井沢の飲食店で偶然再会。「この10周年という節目の年に、しかも家族旅行中に再会するという奇跡…。これは動画にするしかない!」と急きょ撮影し、その模様を「まさか!軽井沢でバッタリ再会、『カノ嘘』デビュー前秘話!」と題した動画で公開した。

大原は“あにさん”と乾杯して再会を喜びながら、「こんなことあるんだ」と興奮冷めやらぬ様子で、「オーディションの時に『人と話すのが苦手そう』と言われて。八百屋で働く娘の役だったんですよ。人見知りのない人間なんですけど、審査員の方から『もっと人と接触する機会を与えないと、この子はダメだ』みたいなことを言われて、接客業をやらせていただきました」と、そのきっかけを述懐。

“あにさん”からも思い出話が飛び出す中、大原は人生初のアルバイトを、「お料理がどれだけ大変な神経を使って運んでくれているのかというのが、働いてみて分かりました。働く大変さとありがたさと、優しいあにさんのお店で働けたというのは宝です」と振り返り、“あにさん”に改めて感謝の気持ちを伝えていた。

【編集部MEMO】
大原櫻子は、2020年6月に公式YouTubeチャンネル『大原櫻子』を開設。ミュージックビデオのほか、vlog、料理、女子会、視聴者からの質問返しなど様々な企画を配信し、チャンネル登録者数は23万人を突破している。