女優の木野花が、趣里主演のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)に出演することが16日、発表された。朝ドラ出演は、『純情きらり』『どんど晴れ』『あまちゃん』に続き、4回目となる。

大野晶子役の木野花

木野が演じるのは、子育てに大変なスズ子(趣里)のもとにやってくるベテラン家政婦・大野晶子。青森出身で、茨田りつ子(菊地凛子)の知り合い。

木野は「『ブギウギ』は、趣里さんの歌って踊る姿がパワフルで説得力あるなぁと、いち視聴者として楽しんでいました。まさか自分に話が来るとは予想もしていませんでしたから驚きましたが、今回は青森ことばだというので、青森ことば対大阪ことばの会話は面白そうだと嬉しくなりました」と出演が決まったときの心境を説明。

「22歳まで青森でしたから、久しぶりに声に出してみると懐かしかったし違和感なく喋れました。やっぱり故郷のことばはいいですね。私の役の大野さんは、家政婦として歌手のスズ子さんを支えます。華やかな表舞台とはひと味違うスズ子さんの家庭生活の様子を、楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけている。

また、スズ子(趣里)のマネージャー・山下(近藤芳正)の甥・柴本タケシ役を三浦りょう太(りょう=けものへんに寮のうかんむりなし)が演じることも発表された。

【編集部MEMO】
連続テレビ小説(朝ドラ)第109作となる『ブギウギ』は、満面の笑顔と底抜けに明るいヒロイン・花田鈴子(趣里)が、多くの困難を乗り越え、歌手の道を突き進み、人々に勇気と希望を与えていく物語。戦後の大スター・笠置シヅ子さんをモデルとするが、激動の時代の渦中でひたむきに歌に踊りに向き合い続けたある歌手の波乱万丈の物語として大胆に再構成し、フィクションとして描く。

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