JR九州は、2024年3月16日に実施するダイヤ改正で、長崎本線の江北~肥前鹿島間において22時台に下り普通列車1本を増発すると発表した。この列車はすでに臨時列車として運転開始しており、江北駅で特急「リレーかもめ」と接続する。
夕夜間の江北~肥前鹿島・肥前浜間は、18~21時台に下り普通列車が毎時1本(江北駅を毎時14~19分発)運転されている。これまで22時台の定期列車がなかったため、現行の江北駅21時14分発から同駅23時1分発(ともに肥前浜行)まで、2時間近く運転間隔が空いている状況だった。
これを解消するため、12月20日から臨時列車として江北駅22時3分発・肥前鹿島駅22時17分着の下り普通列車を設定。前後の列車との運転間隔を1時間弱に短縮した。同列車は3月15日まで臨時列車として運転され、3月16日から定期列車に。ダイヤ改正後も現行と同時刻で運転される。
増発された下り普通列車は、江北駅で特急「リレーかもめ」と接続。ダイヤ改正後は博多駅からの下り「リレーかもめ61号」(江北駅21時50分着。乗換え時分は13分)、武雄温泉駅からの上り「リレーかもめ64号」(江北駅22時0分着。乗換え時分は3分)と同一ホームで乗換え可能とのこと。なお、これ以外にも江北駅での特急列車と普通列車(肥前鹿島方面)の接続を改善する予定としている。