テレビ朝日系ドラマ『恋する警護24時』(13日スタート 毎週土曜23:00~)の制作発表記者会見が9日、東京・六本木のテレビ朝日本社で行われ、岩本照(Snow Man)、白石麻衣、藤原丈一郎(なにわ男子)、溝端淳平が登壇。岩本と藤原が警護アクションを披露した。
■岩本照、ボディーガードへのリスペクト語る
連続ドラマ単独初主演となる岩本は、司会のテレビ朝日山本雪乃アナウンサーから、芸能界きっての肉体派としても知られていると紹介されると、「いや、恐れ多いです……!」と硬派なコメント。鍛え上げられた肉体を生かした警護アクションに挑戦することについて、「こちらから何かを仕掛けると言うよりも、相手が仕掛けてきたことに対してどう動くのかを考えている。常に最悪な状況に備えて思考を巡らせているボディーガードは本当にすごいなと思います」とボディーガードという職業を絶賛した。
刑事とは異なり、逮捕することができないボディーガード。対象者を守るために襲ってくる人物を押さ込むシーンも多くあるようで、岩本は「結構内側の力を使うことが多いですね」と自身の太ももを指さしながら、よく使う筋肉を紹介する。「重心の位置もそうですが、こちら(ボディーガード側)が優先になるようにしなければならない」としみじみ。
身体を使ったことが得意な岩本だったが、撮影の初めの頃には壁にぶつかったと明かす。「同じ場所にずっといること」が不得意だったようで、「ずっと同じ場所にいて、表情にも出さない。『同じ場所にずっといるってあんまり得意じゃないかも……』と思いました。本当にすごい職業だなと改めて感じました」と再度、ボディーガードという仕事に尊敬の念を示した。
■岩本照&藤原丈一郎、不審者撃退アクションを生披露
会見では、警護アクションを本格的に習ったという岩本と藤原が警護アクションを生披露。岩本は警護アクションで、「優しさを捨てろ」と教わったことを明かし、「優しさが出てしまうと、そのまま(映像でも)伝わってしまうので、『とにかく優しさを捨ててください』とめちゃくちゃ言われました」と解説した。そして、藤原が警護対象である白石を不審者から守るために警護アクションに挑戦することに。岩本と溝端が見守る中、不審者を華麗に撃退する藤原。しかしたくさんのカメラに反応してしまい、ついドヤ顔を浮かべてしまう。
白石を守ることができたと誇らしげに話す藤原は、「記者の皆さん、ナイスシャッター」と自身の有志を収めた記者らをたたえた。白石は藤原のキレキレのアクションを絶賛しながらも、最後の表情が気になってしまったようで、「決まっていましたね!」とドヤ顔も褒めることに。白石と同様に、溝端も「ドヤ顔まではすごくよかったなと(笑)」とツッコむと、藤原は「いじってますよね?」と反応。一方岩本は「(決め顔している時に)犯人が動いたらどうするの? っていう目で見ていました」とボディーガードらしい目線で藤原の動きを見守っていたことを告白した。
岩本が挑戦する時には、溝端から「優しさを捨てて! 優しさ」という掛け声が。そして表情を一変させ、藤原の軽やかさとはまた違った動きで不審者を撃退。藤原は、「冷静と言うか、一つ一つ丁寧にしている姿が格好良かったです」と岩本の隙のない動きに感動した様子を見せた。白石や溝端からも、「隙がない」「本物のボディーガードのようだった」と褒められた岩本は、記者の前で生のアクションをすることに対し、「緊張感がありました」と告白しながらも、「不審者役の方がいい動きをしてくれたのでいい動きができた」とコメント。不審者役にも感謝を忘れない気遣いを見せた岩本に向かって、会場からは割れんばかりの拍手が送られた。
■岩本照、超ストイックなボディーガード役で連ドラ初主演
『恋はつづくよどこまでも』などラブコメの名手として知られる金子ありさ氏脚本のオリジナルドラマで、岩本が連続ドラマ初単独主演を務める。今作は、岩本扮する無骨で超ストイックなボディガード・北沢辰之助が父親殺しの犯人を追いながら、ヒロイン・白石麻衣演じる負けず嫌いな弁護士・岸村里夏の24時間警護を請け負うことになり、その相性の悪さで反目しながらも全力で守っていく、考察系アクション・ラブコメディ。