JR東日本横浜支社は、E259系の車両デザイン変更が完了することを受け、「最後の旧デザイン『マリンエクスプレス踊り子』号で巡る車両センター撮影会ツアー」を2月17日に実施すると発表した。

  • 臨時列車の特急「マリンエクスプレス踊り子」。E259系を使用し、伊豆方面へ運転された

特急「成田エクスプレス」で使用されるE259系は2023年4月以降、「新生E259系としての進化」をコンセプトに新たな車両デザインに変更されている。E259系は2020年3月まで臨時列車の特急「マリンエクスプレス踊り子」としても運行されたことから、車両デザインの変更を前に今回のツアーが企画された。

当日は鎌倉車両センター(大船駅から徒歩約25分)に集合して撮影会を実施。受付時間は9時30分から10時20分まで。その後、旧デザインのE259系(6両編成)を使用した「マリンエクスプレス踊り子」号仕様の団体臨時列車に乗車し、国府津車両センターへ移動する。ここでも撮影会が開催され、帰りは団体臨時列車で大船駅まで移動。17時21分頃に解散となる。

鎌倉車両センターでは、新・旧デザインのE259系と、成田空港へともに駆け抜けたE217系・E235系の4編成を30分間撮影可能。国府津車両センターでは、旧デザインのE259系と東海道線を走るE231系・E233系の3編成が並んだ姿を30分間撮影できる。ツアー参加者には、E259系の座席に使用されている生地でリメイクしたツアー限定の「成田エクスプレスオリジナルポーチ」と、オリジナル掛け紙付きの弁当が用意される。

JR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」サイトにて、ネット限定で申込みを受け付ける。対象年齢は10歳以上で、中学生以下の参加は保護者の同伴が必要。参加費は大人・小人同額で3万9,800円。120名(最少催行人員100名)を募集する。