mitorizは12月21日、「年末年始に関する過ごし方に関する調査」の結果を発表した。調査は12月1日~2日、同社運営の消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy」の登録会員3,014名(平均年齢49.9歳)を対象に、インターネットで行われた。

年賀状、LINE、電話…年始の挨拶は何でする?

  • 年始の挨拶の手段

    年始の挨拶の手段

年末年始の休暇に関して聞いたところ、休みの回答が最も多かったのは「1月1日」(89.1%)で、大晦日から三が日までの4日間は8割以上の人が休みと回答。休暇日数は「6日間」(14.1%)、「5日間」(11.0%)、「7日間」(9.0%)と3割程度が「6日間前後」であるよう。

年始の挨拶に関しては、75.9%が「挨拶をする」と回答。挨拶の手段としては「LINE」(51.3%)が最も多く、次いで「年賀状」(45.7%)という結果に。年代別では40代以下まで「LINE」の比率が最も高い一方、50代以上は「年賀状」が根強く利用されており、最も比率が高い手段となった。

お年玉「あげる」が半数

  • お年玉

    お年玉

続いて、お年玉について尋ねたところ、53.4%が「お年玉をあげる」と回答。お年玉の総額は「10,000円〜20,000円未満」(24.8%)や「5,000円〜10,000円未満」(21.6%)が多かった。

お雑煮「食べる」は72%

  • お雑煮の習慣

    お雑煮の習慣

次に、お雑煮の習慣について聞いたところ、「毎年食べる/だいたい食べている」(食べない年もある)と回答した人が72.4%。お雑煮のつゆは7割以上が「すまし」(醤油)で、近畿エリアのみ「味噌」の比率が最も高い結果に。お雑煮のお餅は、東海から東では8割程度が「四角」と回答する一方で、近畿から西では8割近くが「丸」と回答し、地域ごとに特徴がみられた。

年越しそば「食べる」は78%

また、年越しそばを「毎年食べる/だいたい食べている」(食べない年もある)と回答したのは78.3%。レシートデータで年末3日間(2022年12月29日~31日)の「カップ麺」カテゴリを分析したところ、前月の上位10商品はカップヌードル等の定番商品が並び、そばは1商品のみだったが、この3日間は4商品がランクイン。年越しそば用にカップ麺の購入が増えている様子がうかがえた。