巨人の坂本勇人が20日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【遂に坂本勇人登場!】実は高校は行く所が無かった…プロ野球選手を目指すきっかけは? 幼い頃からプロ入りまでに1番大切にしたのは〇〇! 坂本勇人の隠された少年時代を語ります!」に出演。巨人にドラフト指名されたときの本音を明かした。

坂本勇人

光星学院高等学校を経て、2006年に高校生ドラフト1巡目(外れ1位)で指名され、巨人に入団した坂本。「僕、下位指名だったらプロ入ってなかったんですよ」といい、下位指名の時は社会人野球に進むことが決まっていたそうだ。

また、「普通に1位は絶対ないと思ってたんで。なんなら外れ1位もないと思ってました」と振り返りつつ、「(ドラフト指名されたのが)『巨人かよ!』って思いましたけど」と告白。高木豊氏が「嫌だったの?」と尋ねると、坂本は「二岡(智宏)いるよ……みたいな(笑)。ショートで考えたら『二岡さんいるわ』って」「選ばれてから思ったんですよ。『巨人か、試合出れんやん』みたいな(笑)」と当時抱いた本音を打ち明けた。

なお、高木氏が「当時の勇人から見てて、阪神とかいろんな球団があるわけじゃない? セ・リーグとかパ・リーグとかあんまりこだわりはなかったと思うけど、一番入りたかったのはどこなの?」と尋ねると、坂本は「阪神じゃないですか?」と回答。その理由を「(高校で)青森に3年間いたので、めっちゃ関西帰りたくて」と説明していた。

【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た「大谷翔平」と「佐々木朗希」の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。