えちごトキめき鉄道は、ダイヤ改正を2024年3月16日に実施すると発表した。455系・413系を使用し、土休日に直江津駅から妙高高原駅まで1往復運転される臨時列車の種別を快速から普通に変更。北陸新幹線に合わせた一部列車の時刻変更も行う。

  • 3両編成の455系・413系が妙高はねうまライン(妙高高原~直江津間)を走行

同社の455系・413系はおもに日本海ひすいライン(市振~糸魚川~直江津間)の「国鉄形観光急行」で活躍する車両だが、土休日の朝に妙高はねうまラインで運転される臨時列車でも運用される。この臨時列車は快速として運転されるが、現在、上り・下りともに妙高高原~直江津間で通過駅は途中の北新井駅のみとなっている。

来年3月のダイヤ改正で、この臨時列車が北新井駅にも停車するようになり、各駅に停車する普通列車に変更。北陸新幹線との接続を確保するため、運転時刻も変更される。ダイヤ改正後の上りは直江津駅8時42分発(現行より1分繰上げ)・上越妙高駅8時58分発(現行より2分繰上げ)・妙高高原駅9時33分着(現行より4分繰上げ)、下りは妙高高原駅9時39分発(現行より5分繰上げ)・上越妙高駅10時13分発(現行より6分繰上げ)・直江津駅10時29分着(現行より6分繰上げ)となる。

  • 妙高はねうまラインの一部列車も運転時刻を変更

臨時列車の前後に運転される普通列車も運転時刻を変更。下りは「新幹線の接続を確保するため」として上越妙高駅の到着時刻を早め、臨時列車の前に運転される列車を妙高高原駅8時41分発(現行より3分繰上げ)・上越妙高駅9時14分着(現行より5分繰上げ)・直江津駅9時42分着、臨時列車とほぼ同時刻で平日に運転される列車(二本木発直江津行)を二本木駅9時56分発(現行より5分繰上げ)・上越妙高駅10時13分着(現行より5分繰上げ)・直江津駅10時29分着(現行より6分繰上げ)に変更する。

上りは「下り列車との行違いのため」として、臨時列車の前に運転される列車を直江津駅8時12分発・二本木駅9時0分発(現行より15分繰下げ)・妙高高原駅9時17分着(現行より16分繰下げ)、臨時列車の後に運転される列車を直江津駅9時45分発(現行より1分繰下げ)・上越妙高駅10時13分発(現行より11分繰下げ)・妙高高原駅10時49分着(現行より11分繰下げ)に変更。臨時列車とほぼ同時刻で平日に運転される列車(直江津発二本木行)はダイヤ改正後、直江津駅8時42分発(現行より1分繰上げ)・二本木駅9時15分着(現行より4分繰上げ)となる。