いすみ鉄道は、2023年9月8日の台風13号に伴う豪雨災害でとくに被害が大きく、列車を運休としていた大多喜~上総中野間について、12月25日に運転再開(全線開通)し、通常ダイヤでの運行再開をめざすと発表した。

  • 長期間にわたり列車の運転を見合わせていた大多喜~上総中野間が復旧し、12月25日からいすみ鉄道の全線で運転再開できる見込みに

大多喜~上総中野間の列車運休は長期間に及んだが、災害復旧について、「たくさんの方から御支援・御協力をいただき、ようやく全線開通の見通しが立ちました」と同社。工事の進捗状況を見て安全確認を行った後、12月25日から通常ダイヤで運行再開をめざすとしており、「これからも地域の皆様の生活の足としてはもちろん、企画列車等の様々なイベントを企画するなど、地域活性化にも協力してまいります」とのこと。

全線開通にともない、鉄道ファンから愛されているという旧国鉄型車両「キハ52 125」も年明け1月6日から運行を開始する予定。被災前と同様、毎週土曜日の運行を予定している。

なお、いすみ鉄道の全線開通をもって、房総半島を鉄道で横断するルート(小湊鐵道の五井~上総中野間、いすみ鉄道の大原~上総中野間)が再開となることから、JR東日本千葉支社といすみ鉄道、小湊鐵道の3社が「エキタグ」(ジェイアール東日本企画の駅スタンプアプリ)を利用したデジタル形式のスタンプラリーを企画。「気動車で巡る奥房総スタンプラリー」と題し、12月27日から開催を予定(開催期間は2024年3月17日まで)している。