元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が12日、YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【ここが凄い!!】『タイプは〇〇タイプ!』球界を代表する『坂本勇人』の凄さを語ります!」に出演。巨人・坂本勇人を“歴代No.1ショート”だと称賛した。
プロ通算17年で打率.291、2321安打、288本塁打、1004打点という素晴らしい成績を残してきた坂本。高木氏は「ショートでさ、あれだけ打てない。首位打者も獲ってるわけだろ?」「ショートであの成績ってバケモノだぞ」と改めて驚きつつ、「俺は歴代、プロ野球界始まって以来のベストナインは、ショートは坂本勇人だと思う。これは右に出る者がいない」と明言する。
また、高木氏は「.250打って、守備が上手ければいい」というショートのイメージを、坂本が「覆した、全部」ともコメント。なお、具体的なバッティング面の長所については、「コンタクトの仕方と読みのうまさ。タイミングの取り方もうまいけどな。まあ、すべてがうまいよ」と手放しで称賛していた。
【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。