間もなくクリスマス!! ということで、クリスマスツリーを飾りたいという人も少なくないはず。そんなツリーに欠かせない「オーナメント(装飾品)」ですが……アメリカにはちょっと変わったものがあるのをご存じでしょうか?
この季節になるとSNSでも度々話題になるアメリカのオーナメントを、現地在住の筆者が紹介します。
大量のオーナメントにビビる…!
クリスマスが近くなると、アメリカのお店には様々なオーナメントが並びます。その数はというと、一体何十種類あるの!?というくらいの量なのです。
というのも、アメリカには「クリスマスオーナメントを毎年ひとつずつ増やす」という文化があるようで、オーナメントの買い足しを楽しみにしている人が多いのだとか。そんな背景もあってか、オーナメント売り場も気合いが入っています。
「あれもかわいい」「これもステキ!!」なんて言いながらオーナメントを見ていると……なんとも不思議なオーナメントを発見してしまいました(笑)。
映画やアニメの人気キャラクター、食べ物などいろいろなオーナメントがあるのです。
生活に身近なものだと、コカ・コーラの缶やドレッシングのボトル、さらにはベーコンや石焼きビビンバまで!! 日本でこんなオーナメント、見たことありますか??
ミニチュアとはいえ、そのリアルさに驚く人も少なくないはず。
別のお店で見つけたビールのオーナメントなんて、まるで本物のような液体が入っています!!
オーナメントは自己表現の1つ!
そもそも、クリスマスツリーのオーナメントは、キリスト教の文化を色濃く受けているようで、飾り一つひとつに意味があると言われています。
例えば、ツリーのてっぺんにつける大きな星は、キリストが生まれたとき、遠方の賢者たちをキリストが生まれた地へ導いたという話がもとになっているのは有名ですよね。
実際、一般家庭で飾るオーナメントも「好きなもの」や「自分らしい」ものを選んで飾るそう。なんとなくではなく、きちんと意味や想いが込められているんですね。
自己表現の一部でもあるオーナメント。それらを眺めながら、「私の大好物はコレよ」「推しのキャラクターはコレ!!」と、大切な人たちと会話するのもなかなかステキな時間です。
ちなみに、アメリカのお土産屋さんでは、季節を問わずクリスマスのオーナメントが販売されていることも少なくありません。旅先の思い出に買い足す人もいるようです。
皆さんもクリスマスシーズンにアメリカにお越しの際は、ちょっと変わったオーナメントを手に入れてみてはいかがでしょう。