元プロ野球選手で野球解説者の古田敦也氏が、YouTubeチャンネル『西岡剛 チャンネル 【Nishioka Tsuyoshi Channel】』で公開された動画「【対談 01】西岡剛×古田敦也『野球を始めたきっかけとは / 学生時代について』に出演。立命館大学の経営学部を受験した経緯を明かした。
自身のプロ入りを「この世界に“来てしまった”って感じ。本当に予定になかった」と振り返る古田氏。「もちろん最後は目指してたよ? プロに入る2年ぐらい前からは、『ここまで来たらプロ行ってやろう』と思って、ガリガリ生きてたけど」と補足しながら、「高校時代に関してはそんな(プロ入りを考えていない)感じだから、受けた大学に通ったら行こうと思って、立命館大学に(進学した)」と打ち明ける。
また、西岡剛が「関大と立命館の両方受かって、立命館を……」と話し始めると、古田氏は「両方受かった、みたいな言い方してますけど、結構受けて、そこが残った(笑)」と訂正。西岡が「いやいや! 僕ら、受験したら受からないですよ(笑)」と自虐しつつ、「立命館とか関大に入ってくる野球部のレギュラーメンバーって、野球の推薦で入ってくる選手ばかりでしょ?」という質問をぶつけると、古田氏は「僕らの頃って推薦があまりなかった」と答える。
さらに、立命館大学の経営学部に進学した理由について、西岡が「経営学部を選ばれたってことは、ゆくゆくは大学卒業されて、経営者になる(つもりだったんですか)?」と聞くと、古田氏は「それも違う(笑)」と満面の笑みで回答。「え〜……」と苦笑いを浮かべる西岡に対し、「受かりそうなのを。学部って今たくさんあるけど、経営学部、経済学部、他に文系だと文学部とか。法学部は受けないから、こんなもんですよ。適当に受けて。自分が経営学部に入って、経営学者になりたいとかもない。その頃は適当に自分の偏差値と合わせて、『この辺なら受かるんちゃうか?』『もしかしたらチャンスあるんちゃうか?』って、数を受けて通ったところ」と説明していた。
【編集部MEMO】
古田敦也氏は1965年8月6日兵庫県生まれ。川西明峰高、立命館大、トヨタ自動車を経て、1989年ドラフト2位でヤクルトスワローズに入団。MVP2回(93年、97年)、首位打者(91年)、ベストナイン9回、ゴールデングラブ賞10回など数々のタイトルを受賞。2005年に通算2000本安打達成。2006年選手兼任監督に就任し、2007年現役引退。2015年に野球殿堂入り。現在は野球解説者として活躍。