天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会・決勝が9日に行われ、川崎フロンターレが柏レイソルをPK戦の末に下し、3大会ぶり2度目の優勝を飾った。試合後、川崎フロンターレのGKチョン・ソンリョンがフラッシュインタビューに登場。ファン・サポーターに向けて喜びの声を届けた。
試合は両チームの意地と意地がぶつかる白熱した展開となり、勝負はPK戦へ突入。PK戦も10人目までもつれ込むが、先行の川崎FのGKチョン・ソンリョンが成功したのに対し、後攻の柏のGK松本健太がチョン・ソンリョンにセーブされて失敗。川崎Fに軍配が上がった。
フラッシュインタビューには、PKストップで川崎Fを優勝へ導いたチョン・ソンリョンが登場。今の思いを聞かれると、最初は韓国語で話し始めたチョン・ソンリョンだが、途中で日本語に切り替え、「皆さん、全部いつも応援してくれてありがとうございます。勝てて良かったです!もう、めちゃめちゃ嬉しいです!」と喜びを語った。
PKの場面については、「最後まで上がれたので、2位ではなく、絶対優勝が欲しかったです。みんなの力で頑張れた。みんなの優勝です」とコメント。
そして、今シーズンはリーグ戦でベンチを温める時間があったことについては、「それがプロだし、個人よりもチームの優勝(が大事だと思います)。なので、最後まで力を合わせて頑張れたと思います」と話していた。