テレビ朝日系ドラマ『家政夫のミタゾノ』(毎週火曜21:00~)最終回がきょう5日に放送される。

  • 『家政夫のミタゾノ』最終回より=テレビ朝日提供

■『家政夫のミタゾノ』第6シリーズ最終回

同作は女装した大柄な家政夫の“ミタゾノさん”こと三田園薫が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣くう根深い汚れまでもスッキリと落としていく、痛快覗き見ヒューマンドラマシリーズ。最終回では、実優(桜田ひより)の小学校時代の恩師で、現在は「和菓子のももやま」社長を務める桃山麗子(黒木瞳)からの依頼で、桃山家にやってきたミタゾノさん(松岡昌宏)実優(桜田ひより)。新商品のお披露目会を明日に控える中、麗子の父で会長の宗次郎(小野武彦)が謎の死を遂げてしまう。どうやら宗次郎は実優が注いだトマトジュースに含まれていた蕎麦粉の成分でアナフィラキシーショックを起こした模様。しかし警察を呼ぼうとする家族の手を止めた麗子は、「大事なレセプションを前に会長の死を公表するわけにはいかない」と話し、終わるまでは宗次郎が生きているように見せかけるしかないと宣言する。宗次郎の部屋のメモに残されたダイイングメッセージの「M」の文字。家族の誰もが怪しい動きを見せる中、宗次郎の遺体が消えるというさらなる事件が起きる。華麗なる“Mの一族”を襲った悲劇を「名探偵」ミタゾノさんが解決!? いったい誰が宗次郎を殺したのか。そして華麗なる“Mの一族”に隠された秘密とは。

『家政夫のミタゾノ』第6シーズン最終回は、ミタゾノ流の本格ミステリー。メインゲストの黒木瞳をはじめ、父親で会長役の小野武彦、屋敷に駆けつける警察官役でなだぎ武が出演する。

【編集部MEMO】最終回あらすじ
森の中に佇む立派なお屋敷、桃山宗次郎(小野武彦)を当主とする桃山家に派遣されていた三田園薫(松岡昌宏)と矢口実優(桜田ひより)。長女の麗子(黒木瞳)とその夫・康介(宮川一朗太)、宗次郎の弟・哲平(有薗芳記)らがそろっての夕食を待つ中、服を真っ赤に染め、手に果物ナイフを握りしめた実優がフラフラと現れ、「私……おじいさまを殺してしまった」とつぶやく。遡ること数時間前、三田園と実優は迎えの人力車に乗り、桃山家へと向かっていた。小学校時代の先生である麗子に久しぶりに会えるとあって浮かれ気味の実優。家庭科教師だった麗子も、今や「和菓子のももやま」の社長の座に就いており、教え子である実優が家政婦をしていると聞いて新商品お披露目レセプションの手伝いを依頼したのだ。到着した三田園と実優を見るも、会長の宗次郎をはじめ、家族の対応は冷ややか。しかし指に盆栽の棘を刺してしまった宗次郎に素早く適切な処置を施した三田園は、その腕を宗次郎に認められ、滞在を許される。瞬時の対応で宗次郎の心を掴んだ三田園を見込んだ麗子は、「父の部屋のどこかにある木の箱を探してほしい」と依頼。「教師時代の思い出が詰まった箱だったが、社長になるときに宗次郎に取り上げられてしまった」と話す麗子を探るように見つめる三田園だったが……。