LINEヤフーは5日、前年と比べて検索数が急上昇した人物や作品、商品をランキング形式などでまとめる「Yahoo!検索大賞2023」を発表した。

  • 「Yahoo!検索大賞2023」俳優部門1位の山田裕貴 撮影:蔦野裕

2014年に開始し、今年で10回目を迎えた「Yahoo!検索大賞」。今回は、2023年1月1日から2023年10月15日までの集計データをもとに、最も検索数が急上昇した「今年の顔」となる大賞のほか、「人物カテゴリー6部門」(「俳優」「ミュージシャン」「アスリート」「お笑い芸人」「声優」「スペシャル」)、「作品カテゴリー5部門」(「アニメ」「映画」「ゲーム」「ドラマ」「楽曲」)を発表。今後の活躍が期待される人物、ヒットが予想される商品を「ネクストブレイクカテゴリー2部門」(「人物」「商品」)として発表している。

集計の結果、エンゼルスの大谷翔平が「大賞」と「アスリート部門」1位のダブル受賞。今年も二刀流として投打で活躍し、MLBで日本人初、アジア出身の選手としても初のホームラン王となった。また、WBCでは日本の優勝に貢献し、MVPを獲得。シーズン通して検索されたことが、急上昇へと繋がった。

俳優部門1位は、主演を務めた『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(TBS系)のほか、『どうする家康』(NHK)、『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系)など数多くのドラマに出演した山田裕貴。ミュージシャン部門は、「オトナブルー」の首振りダンスがSNSで話題になり、中毒性のある楽曲とキャラクターで検索数が上昇した新しい学校のリーダーズが1位になった。そのほかの結果は以下の通り。

■「Yahoo!検索大賞2023」の主な結果

大賞

大谷翔平

俳優部門トップ5

1位 山田裕貴
2位 赤楚衛二
3位 安藤サクラ
4位 森七菜
5位 北村匠海

ミュージシャン部門トップ5

1位 新しい学校のリーダーズ
2位 Mrs. GREEN APPLE
3位 NewJeans
4位 Stray Kids
5位 Snow Man

アスリート部門トップ5

1位 大谷翔平
2位 ラーズ・ヌートバー
3位 吉田正尚
4位 ダルビッシュ有
5位 高橋藍

お笑い芸人部門トップ5

1位 とにかく明るい安村
2位 ウエストランド井口
3位 ぱーてぃーちゃん
4位 ほいけんた
5位 山里亮太

声優部門トップ5

1位 宮野真守
2位 林原めぐみ
3位 木村昴
4位 村瀬歩
5位 三石琴乃

アニメ部門トップ5

1位 【推しの子】
2位 ブルーロック
3位 地獄楽
4位 葬送のフリーレン
5位 鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

映画部門トップ5

1位 君たちはどう生きるか
2位 わたしの幸せな結婚
3位 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
4位 シン・仮面ライダー
5位 レジェンド&バタフライ

ゲーム部門トップ5

1位 ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
2位 ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
3位 Pokemon Sleep
4位 ピクミン4
5位 崩壊:スターレイル

ドラマ部門トップ5

1位 VIVANT
2位 どうする家康
3位 らんまん
4位 最高の教師 1年後、私は生徒に■された
5位 あなたがしてくれなくても

楽曲部門トップ5

1位 アイドル(YOASOBI)
2位 オトナブルー
3位 美しい鰭
4位 可愛くてごめん
5位 怪獣の花唄

スペシャル部門(五十音順)

  • 岡田彰布
  • 栗山英樹
  • 藤井聡太

ネクストブレイクカテゴリー 人物部門(五十音順)

  • #KTちゃん
  • シクフォニ
  • 林祐衣

ネクストブレイクカテゴリー 商品部門(五十音順)

  • 赤ちゃんスクイーズ
  • ぬいポーチ
  • ビヨット

■「Yahoo!検索大賞」歴代大賞受賞者

  • 2022年 羽生結弦
  • 2021年 大谷翔平
  • 2020年 佐藤健
  • 2019年 横浜流星
  • 2018年 King & Prince
  • 2017年 ブルゾンちえみ
  • 2016年 ディーン・フジオカ
  • 2015年 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
  • 2014年 羽生結弦

【編集部MEMO】
大谷翔平は、2021年に続いて2度目のW受賞。2021年はエンゼルスで46本塁打、9勝の成績を残し、オールスターゲームに出場すると共に、日本人で初めてホームランダービーに出場したことなどから、シーズンを通して検索された。