スプリングバレーブルワリーは、12月5日に期間限定発売する、缶商品の黒ビール「SPRING VALLEY Afterdark<黒>」の発売にあわせて、ニューテックジャパンのアウトドアブランド「鎌倉天幕」と初のコラボレーション企画を実施する。

  • 東京・代官山のスプリングバレーブルワリー東京 テラス席にて「ホット黒ビール×鎌倉天幕」都会キャンプ企画を実施

ホットビール×欧風カレー鍋×キャンプ空間

「ホット黒ビール×鎌倉天幕」都会キャンプ企画は、12月1日~12月30日の期間、東京・代官山のスプリングバレーブルワリー東京 テラス席にて開催。店舗のテラス席に張られた「鎌倉天幕」こだわりのテントの中で、「Afterdark」のホット黒ビールと、「『Afterdark』を使用した欧風カレー鍋」を楽しむ、冬ならではのおいしいクラフトビール体験が提供される。

直営店の運営・管理を行う「スプリングバレーブルワリー」は、クラフトビールならびにキリン「スプリングバレー」ブランド活動の総本山として、「良質な飲用体験を創出し続け、クラフトビール市場の成長に貢献するのが役割」と話す、スプリングバレーブルワリー 代表取締役社長の井本亜香氏。同社の大きな取り組みとして、「商品開発」と「交流・協働」を挙げ、「業界にとっての人材育成や品質向上を目指す」という。

  • スプリングバレーブルワリー 代表取締役社長の井本亜香氏

一方、店舗については、「お客様にとっての興味喚起・体験創出」のための「記憶に残る飲用体験の場」と位置づけ、まさに今回のキャンプ企画は、「クラフトならではの、こだわりや創造性、そして人肌感あるリアル体験の提供」が目的だと力を込める。

クラフトらしい多様性やシーンを感じる飲用体験として「ホット黒ビール」、ビールとの相性や空間との相性を意識した食体験として「欧風カレー鍋」、隅々までクラフトらしい空間や雰囲気を感じられるリアル体験としての「キャンプ時間」、そして特別な空間や体験が生み出す温もりある交流として「会話・笑い」を提案。これらを掛け合わせることによって、クラフトならではの楽しみ方を提供するという。

一方、「すばらしいキャンプ空間を作ることができました」と笑顔を見せる、ニューテックジャパン 代表取締役の白石徳宏氏。同社がアウトドアブランドのOEMメーカーとしてものづくりに携わった約30年の集大成というブランド「鎌倉天幕」は、「企画・開発から生産までクオリティを妥協せず、持っていることを自慢できるものを」というコンセプトのもと、スタンダードでありながらもオリジナル性のあるラインナップが揃っている。

  • ニューテックジャパン 代表取締役の白石徳宏氏

また、環境保全や障がい者支援、地域防災などにも取り組んでおり、特に障害者支援では、商品の一部に、軽井沢の障がい者支援施設「ラッタ ラッタル」のアートワークを採用するなど、積極的な姿勢を見せている。

今回のコラボについて、「私のほうから声を掛けさせてもらった」という井本氏。ニューテックジャパンの掲げる「確かなものづくりと独創的な発想力、そして“お客様へ最良のものを届ける”というこだわり」は、クラフトビールにも通ずるものがあると続け、「ひとつの空間で、お客様に感じ取っていただくことができたら面白い」と、実現に向けての経緯を明かした。

一方、「鎌倉天幕」のこだわりについて、特にテーブルやチェアなどのファニチャーは「家でも使えることがコンセプト」という白石氏。家の中に置いても恥ずかしくない質感にこだわっており、テントなども汎用性が高く、いろいろなシーズンや天候、設置場所などにもフレキシブルに対応できるところが特徴で、「アウトドアをちょっとやられる方ならわかっていただける」と自信を覗かせた。

  • 大きいテント席には4名~6名が入れる

今回の企画で使用される「Afterdark」は、一般的な黒ビールとは異なるラガータイプで、飲みごたえが出るような作り方が特徴。焙煎した麦芽にさらにひと手間加えることで生み出される、コーヒーのようなロースト香や、ふくよかな口当たり、澄んだ飲み口が持ち味となっている。

ホット黒ビールとして提供することによって、「炭酸が弱くなり、より味わいが楽しめる」という井本氏。今回の企画では保温保冷に優れた、炭酸飲料運搬用ボトル「グラウラー」に入れて提供される。さらに、はちみつやシナモンなどのスパイスを加えることによって、自分好みの味にアレンジする“クラフト感”も楽しむことができる。

  • 井本氏の手前になる黒いボトルが「グラウラー」

また、テラスキャンプ席のみの限定メニューとなる「欧風カレー鍋」は、隠し味に「Afterdark」を使用。ホット黒ビールとの相性も抜群で、温かい鍋にホット黒ビールを合わせるという新しい体験にも注目したい。

  • 「欧風カレー鍋」をメインに構成されたコース料理

「自然の中で食事をするというだけでご馳走」という白石氏だが、「屋内では出せない空間の中で食べるご馳走は、もっと先に行く」と言及。この楽しみはキャンプ経験とは関係なく、万人に通ずるものであり、「代官山という都心の真ん中で、こういう楽しみ方ができるのは非常にマレなので、ぜひ楽しんでいただきたい」と、あらためて今回の企画をアピールした。

一方、「とにかく驚きや発見を体験していただきたい」と話す井本氏。「お酒が飲めない方も、キャンプをしたことがない方も、ぜひこの空間を楽しんでいただきたい」とのメッセージを贈った。

「ホット黒ビール×鎌倉天幕」都会キャンプ企画は、12月1日~12月30日の期間、スプリングバレーブルワリー東京 テラス席にて開催。定員は1日3組限定で、料金はコース料理、フリーフロー付きで7,000円となる。

  • 2名から4名が入れるテント席は2組