芸人たちが本気の歌と演奏を見せる『フジ芸人ロックフェスティバル2023』が、12月13日(23:15~)にフジテレビ系で『FNS歌謡祭・第2夜』の直後に放送される。

  • 左から 太田博久(ジャングルポケット)、澤部佑(ハライチ)、渡辺直美、和田まんじゅう(ネルソンズ)、長田庄平(チョコレートプラネット)、松陰寺太勇(ぺこぱ)

これは、10月15日にフジテレビ湾岸スタジオで開催され、600人の観客を大いに沸かせたステージの模様を放送するもの。MCの渡辺直美、澤部佑(ハライチ)の2人はもちろん、出演するのは全員お笑い芸人だが、モノマネやおふざけは一切なし、完全なる“アーティスト”としてパフォーマンスを繰り広げる。

今回は渡辺直美が「せっかくの第2弾だから、ちょっと…私もやってみようかな!」と自らの希望で人生初のギターに挑戦。海外にギターケースをもって渡航し、日本にいるギターの先生とリモートをつなぎながら練習した。今回は、サンボマスター「できっこないを やらなくちゃ」を弾き語りで歌い上げ、フェスの幕が開ける。

勢いそのまま、長田庄平(チョコレートプラネット)がヒットソングのSaucy Dog「シンデレラボーイ」を甘い高音ボイスで歌い上げ、森田哲矢(さらば青春の光)はフラワーカンパニーズの名曲「深夜高速」をパンクロッカーさながら情熱的に歌い上げる。そして、せいや(霜降り明星)が優里の「ドライフラワー」、こがけんが米津玄師の「感電」を熱唱する。

この日限りの異色コンビ、異色ユニットも誕生。黒沢かずこ(森三中)&久保田かずのぶ(とろサーモン)は久保田の得意とするラップを生かし、平成に大ヒットしたパーティーソングをクセつよめのアレンジ。太田博久(ジャングルポケット)&おたけ(ジャングルポケット)の2人は、なぜか相方の斎藤ではなく、金田哲(はんにゃ.)とスペシャルユニットを結成。斎藤の穴を金田が埋めるには深い訳が…。

また、かみちぃ(ジェラードン)&FGRスペシャルダンサーズによるJUNG KOOK「Seven」のダンスパフォーマンスでは、まさかの関口メンディー(EXILE/GENERATIONS)が飛び入り参戦。芸人だけのロックフェスのはずが、関口メンディーがこの番組をこよなく愛しているというウワサを聞きつけたプロデューサーがダメ元でオファーしてみたところ、面白がって快諾したのだ。この当日、観客にはシークレットで登場してもらったところ大盛り上がりとなった。

最後は出演者全員で、今年を代表するヒットソングYOASOBIの「アイドル」を歌い上げる。

MCの澤部は地上波放送が決定したことについて、「今年も芸人がカッコイイです。漫才前の袖の芸人が一番カッコイイと思っていましたが、こちらかもです! さらば森田は入ってたなぁ。パンクしてましたねー! ドラムのゆうたろうさんはこの時が一番裕次郎さんに近づく時かもしれません」とコメントしている。

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