上野樹里が主演を務め、林遣都と初共演する映画『隣人X -疑惑の彼女-』(12月1日公開)。上野にとって『お父さんと伊藤さん』以来7年ぶりの映画主演作で、メガホンを取る熊澤尚人監督とは『虹の女神 Rainbow Song』以来17年ぶりのタッグとなる。本記事では『隣人X -疑惑の彼女-』のあらすじ、キャストを紹介する。

■映画『隣人X -疑惑の彼女-』あらすじ

日本はある日、故郷を追われた惑星難民Xの受け入れを発表した。人間の姿そっくりにコピーして日常に紛れ込んだXは、どこで暮らしているのか。Xが誰で何を目的としているのか、誰も知らない。

人々は言葉にならない不安や恐怖を抱き、隣にいるかもしれないXを見つけ出そうと躍起になる。週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)は、スクープのため正体を隠し、X疑惑のある柏木良子(上野樹里)へと近づく。

二人は少しずつ距離を縮めていき、やがて笹の中に本当の恋心が芽生える。しかし、良子がXかもしれないという疑いを払拭できずにいた。良子への思いと本音を打ち明けられない罪悪感、記者としての矜持に引き裂かれる笹が、最後に見つけた真実とは。

■映画『隣人X -疑惑の彼女-』キャスト

柏木良子 役:上野樹里

有名国立大学を卒業後、就職した大手企業を数年で退職。その後は、コンビニと宝くじ売り場のバイトを10年も続けている。

笹憲太郎 役:林遣都

『週刊東都』の編集部に務める記者。ラーメン記事担当の駆け出し記者で、X関連のネタで名をあげようと編集長に自分を売り込むが、大きな成果もなく、契約解除の瀬戸際にいた。

林怡蓮(リン・イレン)役:黃姵嘉(ファン・ペイチャ)

笹が追う台湾留学生(通称レン)。良子がバイトするコンビニの同僚で、他にも居酒屋で働きながら日本学校に通っている。

仁村拓真 役:野村周平

レンを優しくサポートする同僚。音楽で夢を追うバンドマンで、いくつものバイトを掛け持ちしている。

内田瑛太 役:川瀬陽太

『週刊東都』編集部員。

小池編集長 役:嶋田久作

『週刊東都』の編集長。成果が上がらないことにしびれを切らし、笹に「1週間以内にXの証拠を出せ」と迫る。

柏木麻美 役:原日出子

良子の母。天真爛漫で夫ファースト。

月村祐一 役:バカリズム

『週刊東都』編集部員。

柏木紀彦 役:酒向芳

良子の父。

■映画『隣人X -疑惑の彼女-』主題歌

chilldspot「キラーワード」

■映画『隣人X -疑惑の彼女-』原作

パリュスあや子『隣人X』

『隣人X -疑惑の彼女-』
12月1日(金)新宿ピカデリー 他全国ロードショー
出演:上野樹里 林 遣都
黃姵嘉 野村周平 川瀬陽太/嶋田久作/原日出子 バカリズム 酒向芳
監督・脚本・編集:熊澤尚人
原作:パリュスあや子「隣人X」(講談社文庫)
音楽:成田 旬
主題歌:chilldspot「キラーワード」(PONY CANYON / RECA Records)
配給:ハピネットファントム・スタジオ
制作プロダクション:AMGエンタテインメント
制作協力:アミューズメントメディア総合学院
コピーライト:(C)2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 (C)パリュスあや子/講談社