お笑いコンビ・品川庄司の品川祐が19日、公式YouTubeチャンネル『西野亮廣/Akihiro Nishino』にゲスト出演。映画のPR戦略について、自身のスタイルを打ち明けた。

■小さい船で「闘いに行くぞ!」

品川祐

全国公開中の映画『OUT』で、“品川ヒロシ”として監督・脚本を務めた品川。PR戦略について、「CMがバンバン打てるわけじゃないし、番組にバンバン出れるわけじゃない」と明かしながら、「そうなると、泥臭い手売りとか、演者さんにその気になってもらう」と吐露。SNSで宣伝する際も、「血が通っているもの」を心がけていると言い、「そのためには、俺が血を流すというか、汗をかいて。例えば、西野が“面白い!”ってSNSで言ってくれたら、それをみんなのグループLINEに送って。“西野が言ってくれてたよ”って言うと、だんだん自分の作品に自信もついてくる。それしか戦い方ってないから」と語った。

宣伝において、「俺が動いて、みんなを熱くさせる。俺が動けば、“品川さんがやってるから……”ってみんなが動く。そういう昔ながらのやり方しかない」という品川は、「なんか燃えるんだよね」とも。製作費も番宣も多いテレビ局制作の映画を例に挙げ、「デッカい船が花火を打ち上げながら出港していくなか、小さい船で“闘いに行くぞ!”って。仲間たちも、“俺たちは小船なんだから”って盛り上がる。だから、それはそれで楽しんでる」と含み笑い。最後は、「汗をかくことぐらいしか、俺たちってできないじゃん。でも、俺が倍汗かいてると、若い子とかも本当にみるみるやる気になっていくのが伝わる」と、実感を持って話していた。

【編集部MEMO】
11月17日から公開中の映画『OUT』は、品川ヒロシによる自伝小説『ドロップ』の後日談。累計600万部超えの人気コミック『OUT』(秋田書店)を原作に、品川の友人・井口達也の青春時代を描く。“狛江の狂犬”と恐れられた不良・井口達也を倉悠貴が演じるほか、総長の丹沢敦司役に醍醐虎汰朗、副総長の安倍要役に水上恒司、特攻隊長の長嶋圭吾役にJO1・與那城奨、親衛隊長・目黒修也役にJO1・大平祥生、期待のルーキー・沢村良役にJO1・金城碧海、ヒロイン・皆川千紘役に乃木坂46・与田祐希といった新鋭キャストが集結した。