カンテレ・フジテレビ系ドラマ『時をかけるな、恋人たち』(毎週火曜23:00~)第8話が、28日に放送される。このたび西垣匠が見どころを語った。

  • 西垣匠

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■西垣匠、『時をかけるな、恋人たち』の広瀬航役が話題に

時間SFを得意とするヨーロッパ企画・上田誠氏のオリジナル脚本で描く今作は、吉岡演じる主人公・常盤廻と、瑛太演じる井浦翔というタイムパトロール隊のメンバーが、時をかけてくる恋人たちを取り締まりながら、時空を超えた本気の恋をするラブコメディ。第6話からはついに廻と翔の“恋の超展開”が本格化。『トキコイ』第2章とも言える“恋の逃避行編”がスタートしているが、先週放送された第7話は、西垣演じる広瀬航が廻と翔のタイムトラベルを目撃してしまったシーンで幕を閉じ、予告では「来ちゃました! 常盤さんに恋してるから! リアコだから!」と叫ぶ広瀬の姿が。SNSでは、「広瀬くんタイムトラベルしてる?!」「来週は広瀬くん活躍回かな?」「来週の予告だけでも広瀬くんかわいすぎ」と再びの広瀬登場に期待が寄せられている。

廻が働く広告代理店の後輩で、廻に思いを寄せる広瀬。西垣が取材会で役どころや今後の見どころを語った。

■西垣匠 コメント

――広瀬は、年上のお姉さんである廻を転がす役ですが……。

転がそう、遊んでやろうとしている悪い男ではなくて、広瀬くんは本当に相手が好きでそういう行動を取っちゃってるだけなんですよね。“悪い男”という意識はしていなかったです。

――そんな部分も含めて、“あざとかわいさ”が広瀬の1つの武器だと思うのですが、演じるうえで意識したところはありますか。

僕は「かわいくしようとしていないけど、かわいい」という“無自覚”が一番かわいいと勝手に思ってるんです。だから台本に「ここではにかむ」という指示があったときも、かわいい顔を作ろうとせず、フラットに演じるということを意識していました。そうすることで自然に広瀬の魅力が出るんじゃないかなと。

――SNSでも広瀬が登場するたびに喜びの声が寄せられていますが、反響について感じることがあれば教えてください。

僕のことを応援してくださるファンの方々はすごく優しい方ばかりなので、出てくるだけで褒めてくださるんですよね。ありがたいです。「こういう後輩が職場にいてくれたらうれしい」という声もいただけてうれしいです。皆さんの感想はチェックしていますし、俳優はお客さまに評価していただくお仕事なので、いただく声は大事にしたいなと思っています。

――タイムトラベルがテーマの作品ですが、西垣さんがタイムトラベルするならどの時代に行きたいですか。

未来は知りたくないので、過去に行きたいですね。ピラミッドを建設している時代とか。どうやってできたのかまだ解明されてなかったりするので気になります。あとは、このお仕事をしていなかった世界線の僕がどんなことをして生きているのかも見てみたいです。

――過去に戻って、“やらかしたこと”を修正したいという思いはないですか?

あまりやらかした覚えもなくて……(笑)。そのときは「やっちゃった!」「悲しいな、つらいな」と思ったとしても、そのあとなんだかんだハッピーエンドに繋がるというか、人生に起こることは必ず意味があると思っているんです。マイナスなことがあっても必ず好転すると信じているので、過去に起こったことにあまり執着はありません。

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    ファースト写真集『匠-sho-』(9月29日発売・主婦と生活社)をアピールする西垣匠

――今作にはキャストさんたちのアドリブが満載だとお伺いしたのですが、印象に残っているアドリブはありますか。

第8話なのですが、瑛太さんに押し倒されて、靴を脱がされまして。受けたことのないアドリブだったので、対応に必死でした(笑)。テストではアキレス腱をつままれてたんですけど、本番で急に変わって。使われていてほしいですね。瑛太さんは、段取り、テスト、本番と、毎回お芝居を変えるんです。いろいろな引き出しを開けながらお芝居をされていて素敵だなと。勉強になりました。

――そのほか、印象的なシーンを教えてください。

梓さんとの馴れ初めが描かれるシーンがあるのですが、「好きな映画を好きなだけ語ってくれ」という演出があったんです。もう本当に好きな映画を好きなだけ語っているので、これもどこまで使われているかは分からないですが、もし「ここだな」というシーンがあれば、楽しんでください。

――第8話では広瀬が大活躍する回となっていますね。見どころをお願いします。

廻さんと翔さんとの間に入って、翔さんとの直接対決もあって。8話は広瀬くんが暴走する大活躍な回になっているので、見ていただけたらうれしいです。