女優の筒井真理子が、きょう27日に放送されるカンテレ・フジテレビ系新ドラマ『トクメイ! 警視庁特別会計係』(毎週月曜22:00~)第7話に出演される。

  • 筒井真理子

    筒井真理子=カンテレ提供

■橋本環奈主演『トクメイ! 警視庁特別会計係』

橋本がフジテレビ系連ドラ初主演を務める今作は、警察組織経費削減の“トクメイ”を受けた警察官・一円(はじめまどか/橋本)を主人公にした新しい警察エンターテインメント。筒井は転落事件の被害者と顔見知りで、多額の経費が必要になりそうな捜査に頭を抱える円のピンチを救う奈倉幸子を演じる。

■筒井真理子、通訳役で架空の国の言葉に初挑戦

ある日、1億円を拾ったハラン人のノッカー・ウォール(小久保寿人)がビルの階段から転落する事件が発生。言葉が通じないノッカーを聴取するには通訳が必要だが、その費用は驚くほど高額で、円は頭を抱える。するとそこへ、かつて彼に仕事を紹介したという奈倉幸子(筒井真理子)がやって来て、無報酬での通訳を買って出る。幸子のおかげでようやくノッカーと意思疎通が取れ始めた湯川班だったが……。

筒井は、「架空の国の言葉を話す、すごく面白い役です! 実際に存在する国の言語なのかなと思って調べたら、そんな国はなかったので、宇宙語ってことかと(笑)。でも、会話に聞こえないと全部インチキになっちゃうから、皆さんが面白く紡いできたものを邪魔しないようにと思って、撮影に入る前に、ノッカー役の小久保さんと、リモートでお話させてもらいました」と明かし、さらに、東南アジアのすべての国の言語を調べるなど、入念な役作りを行ったと語る。架空の言語を話す役柄は初めてで、すごく緊張していたという筒井は、「撮影後、小久保さんが『僕も緊張しました。(シーンに)合ってよかった』って仰っていて、ホッとしましたね。視聴者の皆さまが評価してくれて初めて成り立つのですが、会話しているように聞こえているといいなって思っています」と笑顔を見せた。

■筒井真理子 コメント

――台本を読んだ時の感想を教えてください。

台本をいただいた時に、幸子が湯川に向かって言い放つセリフが好きで、このセリフを言いたいなと思いました。グループのお芝居って、テンポが合わないと結構難しいですよね。でも、演出も役者の皆さんも達者で、1話からいいグルーヴができていて面白いなと思っていたので、この作品に参加できるんだ! という気持ちになりました。

――奈倉幸子の役どころについて・

架空の国の言葉を話す、すごく面白い役です! 実際に存在する国の言語なのかなと思って調べたら、そんな国はなかったので、宇宙語ってことかと(笑)。でも、会話に聞こえないと全部インチキになっちゃうから、皆さんが面白く紡いできたものを邪魔しないようにと思って、撮影に入る前に、ノッカー役の小久保さんと、リモートでお話させてもらいました。そこで擦り合わせて、スタッフさんたちに「いい感じに会話しているように聞こえる」と言ってもらえて、すごくうれしかったです。

――演じられていかがでしたか?

架空の言語を話す役柄は初めてで、普通の役を演じるよりもすごく緊張しました。本当にうまくいくんだろうかと異常に緊張していたけど、撮影後、小久保さんが「僕も緊張しました。(シーンに)合ってよかった」って仰っていて、ホッとしましたね。視聴者の皆さまが評価してくれて初めて成り立つのですが、会話しているように聞こえているといいなって思っています。“ハラン語って何!?”って、ネット上で話題になるか楽しみですね(笑)。

――撮影現場はいかがでしたか?

とっても楽しかったですね! 7話に出てくる円ちゃん(橋本環奈)の喜ぶ仕草が、吹き出しそうでした!(笑)。可愛さにやられましたね(笑)。連ドラって、ゲストで入ってくると少しアウェー感があるんですけど、そういう感じが全然なくて、皆さんスッと受け入れてくれて、ありがたかったですね。

――第7話のみどころ、視聴者へのメッセージをお願いします!

ノッカーさんの日本語が話せない様が何とも切なくて……。そして、最後にひと悶着あるんですが、そこにはバックグラウンドにいろいろなことがあるということが伝わると、すごくうれしいなと思います。コメディを作るのは本当に大変なことだから、皆さんのテンポの良さとか、グルーヴみたいなものの中に、クイっと入りました。共感されるところもあると思うので、ぜひ見逃さずにご覧ください!

【編集部MEMO】第7話あらすじ
20%の経費削減が思うように進まず、一円(橋本環奈)が焦りを見せ始めるなか、3カ月前に持ち主不明で見つかった1億円の落とし主を名乗る人々が万町署に押し寄せ、警務課は対応に追われる。一方、管内では商業ビルの階段から男が転落する事件が発生。湯川(沢村一樹)と中西(徳重聡)がすぐさま病院へ向かうと、被害者は1億円が入ったかばんを拾い、2日後にはその所有権を得るハラン人のノッカー・ウォール(小久保寿人)だった。大金がからんでいるとあって、事件にきな臭さを感じた湯川は、日本語はおろか英語も通じないノッカーを事情聴取するため、ハラン語が話せる通訳を呼びたいと円に頼む。しかし、国内でハラン語の通訳ができる人物はたった1人。当然、その費用は驚くほど高額で、円は頭を抱える。するとそこへ、かつてノッカーに仕事を紹介したという奈倉幸子(筒井真理子)がやって来て、無報酬での通訳を買って出る。幸子のおかげでようやくノッカーと意思疎通が取れ始めた湯川班だったが、ノッカーは大きな秘密を抱えていて……。