お笑いコンビ・エルフの荒川が8日、公式YouTubeチャンネル『エルフのギャルJAPAN』に出演。“人生が変わった”という出来事を打ち明けた。
■“村上先生”が生徒に伝えた「好きなように書いていい」
この日の動画では、先月、山口県周防大島町の小学校で行われた特別授業を述懐。吉本の芸人と東京大学の学生によるプロジェクトの一環で、ココリコの田中直樹やパンサーの尾形貴弘、ロバートの山本博らが先生となり、子供たちに授業を行った。荒川は、「(相方の)はるが周防大島で生まれたから、縁あって。一緒に授業を受けさせてもらいました」と振り返り、なかでも、フルーツポンチの村上健志による国語の授業に、大きな刺激を受けたことを告白。「あれで私、マジで人生変わったわ」と興奮気味に語った。
俳人としても活躍する村上は、俳句の授業を実施。「俳句っぽいとかじゃなく、学校内を歩いて、自分がいいなと思ったものを書きましょう」「俳句が下手でも全然いい。どんな有名な歌人の人でも、ここに来たことはないから。ここで感じたものを書けるのは、みんなだけだから、好きなように書いていい」と指導していたそうで、荒川は、「その時点でジーンときた」と回顧。「自分の見え方次第で、心がこんなに満たされるんやって。自分は何を良いと思ってるんやろ? って考えながら歩くといろんなことがある」と、感銘を受けたことを明かした。
■自分がいいと思うことだけが正解
「“それぞれの感性に正解はない。自分がいいと思うことだけが正解”っていうのが、めっちゃ最高過ぎて」と、村上の指導を振り返った荒川。これまでは、常にイヤホンをして、写真を撮る際も“映える”ことばかり気にしていたと言い、「携帯に依存してる部分があったんで、自分の体だけで何かを感じることがあんまりなかったから」「いろんなところを見るから、同じ帰り道でも変わると思う。この日からマジ人生変わった」と吐露。一方のはるも、「ホンマに大切よな。すごい良いこと教えていただいたよな」としみじみ語っていた。
視聴者のコメント欄には、「全力で楽しむ荒川ちゃんかわいい!」「荒川ちゃんって、心が綺麗で感受性が豊かな方なんだな~」「荒川ちゃんの感性だいすき!」「最高の話ありがとう」といった声が寄せられている。
【編集部MEMO】
エルフは、荒川とはるによって2016年4月に結成されたお笑いコンビ。NSC大阪校38期の出身で、オフローズ、天才ピアニスト、フースーヤなどが同期になる。2019年4月にYouTubeチャンネル『エルフのギャルJAPAN』を開設し、コンビトークやメイク、芸人とのコラボ企画など、様々な動画を配信している。