木内酒造はこのほど、同社のウイスキー製造拠点・八郷蒸溜所(茨城県石岡市)敷地内に「ビジターセンター」をオープンした。
同施設では、同社の酒造りの歴史や、地域環境に配慮した循環型の各種取り組みを図や紹介文を交えた展示パネルで紹介するコーナーをはじめ、数量限定品を含めた「日の丸ウイスキー」の各種ラインナップを購入できる販売コーナーを設置。また、自社製の生ハム「常陸野ハム BARREL SMOKE」と日の丸ウイスキーを一緒に楽しめる飲食コーナーも併設するほか、八郷蒸溜所限定のウイスキーも取り扱い予定という。
さらに、八郷蒸溜所の工場内部も見学コースを追加設置。2022年から土日祝に蒸留所内で行っている「試飲付き見学ツアー」(有料)を、定休日以外のすべての曜日で実施する。
今回の開業に併せ、蒸溜所内の見学コースに、製造工程ごとにウイスキーづくりのこだわりを分かりやすく図示した解説パネルなどを設営し、ウイスキー製造の様子がより分かりやすく閲覧できるようになった。また、解説パネルは日本語・英語表記のほか、QRコードをスマートフォンで読み取ることで、中国語や韓国語など様々な言語で説明を確認できるという。