小さな子どもから大人にまで人気のお菓子「オレオ」! 本場アメリカには、驚きのオレオシリーズがあることをご存じでしょうか? SNSでも度々話題になるアメリカのオレオを、現地在住の筆者が紹介します。
■極薄? メガ? オレオが1種類じゃない!
お菓子コーナーの棚に、ところ狭しと積み重なった青いパッケージ!! 実はこれ、日本でもおなじみ「オレオ」なのです。ものすごい量に驚きませんか(笑)?
アメリカのスーパーにおいて、オレオコーナーは大体こんな感じです。筆者も渡米直後はこの光景に驚きました。どう考えても種類が多すぎて、どれを選んでいいのやら……
抹茶味やダークチョコレート味、ホットココア味など、味の違いはもちろん、なんとアメリカでは「クリームの量」が選べるんです!!! わおっ!
クリームの量は「ORIGINAL STUF(オリジナル)」のほかに、「THINS(少なめ)」という極薄タイプ、それからオリジナル版よりもクリームが多めになる「DOUBLE STUF(ダブルクリーム)」「MEGA STUF(メガクリーム)」と、その量は4段階にわかれています。
■「オレオの厚さ」大検証!!
そこで今回は、アメリカ版のオレオの厚みを測ってみました。ちなみに、日本で売られているオレオの厚みは、0.9cm~1cmほど。
では、アメリカバージョンはというと? 「ORIGINAL STUF(オリジナル版)」は日本のものと同じ約1cmということで、これはアメリカと日本で大きな違いはないようです。
続いて「THINS(少なめ)」。こちらはなんと5mmと、オリジナル版の約半分の薄さです。そのほか、「DOUBLE STUF(ダブルクリーム)」は1.2cm、「MEGA STUF(メガクリーム)」は1.5cmという結果に。
ダブルも十分な厚みですが、驚きはなんともいってもメガのクリーム量です(笑)。たっぷりクリームが挟まっているのがよ~くわかります。
食べた感じはというと……オリジナル版は、日本で食べていたものとほとんど違いを感じませんでしたが、やはり「THINS」はサクッと食べやすいな、という印象です。
THINSのビスケット自体の厚さは2mmと薄く、ほかタイプの約2分の1(ほかタイプは4mmほどの厚み)。軽やかな食感が特徴のTHINSは、甘すぎるのが苦手という方にも食べやすそうです。
それに比べて「DOUBLE STUF(ダブルクリーム)」や「MEGA STUF(メガクリーム)」は、かなりしっとりとしていてクリームの味が口いっぱいに広がります。これは甘党にはたまらないはず。クリームの量が多ければ多いほど、ズシっとした重みのある食感となり満足感たっぷりです。
クリームの味に差はありませんでしたが、単純にクリーム量が増えるということは、その分カロリーや糖分も多くなるわけで……食べ過ぎには注意が必要ですね(笑)。
日本ではめずらしいクリーム量が異なるオレオに、「さすがアメリカ…種類が豊富!!」「アメリカのオレオ愛がすごい」「THINSは軽く食べたい時に良さそう」など、SNSではさまざまな感想が寄せられていました。
皆さんもアメリカにお越しの際は、自分好みのクリーム量や味を探して、お気に入りのオレオを見つけてみてはいかがでしょう?