南海電気鉄道と泉北高速鉄道は10日、中百舌鳥駅にて2022年9月から進めてきたリニューアル工事が一部完了すると発表。あわせて南海電気鉄道と南海商事が、商業エリア「N.KLASS(エヌクラス)中百舌鳥」の12月6日グランドオープンも発表した。
中百舌鳥駅では、居心地よくゆっくりと過ごせる場所になるように、落ち着いた重厚感・高級感がありながらもテナントのにぎわいが目立つ駅をめざして、コンコース・駅舎外壁のリニューアル工事を実施している。商業エリア「N.KLASS中百舌鳥」がグランドオープンを迎える12月6日、テナント8店舗が出店する。鉄道の利用者だけでなく、近隣住民にも利用してもらえるような店舗構成にしたとのこと。
出店店舗は、コンビニエンスストア「セブン-イレブン」、コンタクトレンズ「スマイルコンタクト」、寿司「むろや別邸」、ベーカリーカフェ「バースコーヒー」、ケーキ・焼き菓子「パティスリー マリ・エ・ファム」、ドーナツ「ミスタードーナツ」、ステーションATM「Patsat(パッとサッと)」、銀行ATM「りそな銀行」。「むろや別邸」と「パティスリー マリ・エ・ファム」は11月22日にプレオープンする。ATMコーナーは9月1日から営業している。
今後の工事予定として、上りホーム(3・4番線ホーム)と車両の段差・隙間を縮小する工事と、ホームにつながる一部階段(難波寄り・計2カ所)の美装化工事が12月頃に完了予定。4番線のホームドア設置工事が2024年4月頃に完了する予定となっており、3番線のホームドア設置に向けた検討も進められている。なお、階段の手すり等の改良工事は9月に施工済みとのこと。