元プロ野球選手で野球解説者の井口資仁が2日、YouTubeチャンネル『ダグアウト!!!』で公開された動画「すごすぎメンバー続出の俺のベスト9! いやー、エピソードが最高!」に出演。現役時代の松井秀喜氏の印象を語った。

松井秀喜氏

今回は、「俺のベスト9」と題した企画を実施。「自分をメンバーに入れて、ベストナインをセレクト(DHなし)」「選出できるのは現役選手〜自身が現役時代にプレーしていたOB選手」というルールのもと、ゲストの武田一浩氏と井口氏がそれぞれ、自身の理想とするベストナインを選出する。

「ほぼ同年代」のメンバーを選出したという井口氏。「3番・ショート」の松井稼頭央氏(現西武監督)から「4番・レフト」の松井秀喜氏に続くクリーンナップに注目した上田まりえが「(秀喜さんを5番、稼頭央さんを6番にした)武田さんとは逆になるんですけど、松井稼頭央さんが先で、秀喜さんが4番」と水を向けると、「機動力というところで、松井稼頭央監督を前に置いた」と説明する。

上田が「ベストナインで『すごかったショートの方を挙げてください』というと、絶対にみなさん、松井稼頭央さんを挙げられるんですよ」と話すと、井口氏は「一人だけずば抜けてました。守備もそうですけど、打つほうもですね。スイッチで長打もありますし、足も速いですし。僕もデビューの時はショートだったんですけど、松井稼頭央監督がいたんで、ショートではベストナインとかゴールデン・グラブは無理だなと思いましたもん」と絶賛した。

また、上田が「松井秀喜さんの印象は?」と尋ねると、井口氏は「本当にスイングが速いです」と回答。「セカンドを守っていても、『あっ、これは見逃すだろうな』と思ってたら、バッと(バットが)出てきて。それも引っ張った打球が来る。キャッチャーもみんな言いますよね? 『見逃したと思って(キャッチャーミットを)出したら打たれてた』って」と武田氏にも同意を求めながら、松井(秀)氏のバッティングについて自身の印象を語ると、武田氏も深くうなずいていた。

【編集部MEMO】
『ダグアウト!!!』(BSJapanext 毎週火曜22:00〜)は、プロ野球選手・OBたちが「ダグアウト」(試合中に監督や選手が待機するベンチ)で話すような球界のアレコレを語る野球トークバラエティ番組。自分が一緒にプレーしたい選手を選ぶ「俺のベスト9」、子どもたちからの野球に関するさまざまな質問にゲストが直球で答えていくコーナー「教えて! 野Q塾」など、野球好きにはたまらない企画が見どころ。番組MCを上田まりえ、スピードワゴン・小沢一敬、ビビる大木らが務め、初回ゲストには上田がアシスタントとして出演するYouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂 』も注目を集めている球界のレジェンド、上原浩治氏が登場した。