元プロ野球選手で野球解説者の谷繁元信氏が10日、YouTubeチャンネル『谷繁ベースボールチャンネル』で公開された動画「【交流戦】パ・リーグの戦いを振り返る!! そして…今年も視聴者感謝SP開催決定!?」に出演。楽天・早川隆久の勝ち星が増えない理由を解説した。

谷繁元信氏

早川隆久が“勝てない”理由を谷繁元信氏が解説

木更津総合高校、早稲田大学を経て2020年ドラフト1位で入団した早川。1年目からローテで活躍し、2024年は25試合に登板して防御率2.54、11勝6敗で自身初の2桁勝利をマーク。しかし、今季は勝ち星に恵まれない試合が続いている。

その早川について、谷繁氏は「これは、相手が良すぎるよ。早川が投げ合う相手が」と、他チームのエース級と投げ合っていることが大きいと指摘。「いつも俺思うんだけど、エースにエースを当てるじゃん、みんな。あれを入れ替えたほうが良くないんじゃないかっていう」「勝ちにいく、その確率を上げにいったほうがいい時もあんじゃないかなって思う時もある」と持論を述べた。

続けて、「早川の場合はもう、ほとんどエースだから相手が」と改めて主張しつつ、「それでおまけに、そんなに打てるチームじゃないから楽天が。そこですよね」と、早川がなかなか勝ち星に恵まれない理由を解説していた。

【編集部MEMO】
横浜ベイスターズ、中日ドラゴンズ などで活躍した谷繁元信氏。2014年シーズンより中日ドラゴンズ選手兼任監督、2016年シーズンは専任監督を務めた。ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞6回、最優秀バッテリー賞4回といった受賞歴のほか、27年連続本塁打および捕手としての試合出場のギネス世界記録、通算3021試合出場の日本プロ野球(NPB)記録なども持つ。