柏木由紀「これは良い質問」　“ファンとアイドルの葛藤”に対する思い吐露

アイドルグループ・AKB48の柏木由紀が10月31日、公式YouTubeチャンネル『ゆきりんワールド』で、“ファンとアイドルの葛藤”について思いを明かした。

■自分にとって一番最適な選択

この日公開された動画では、「異性の“推し”のドラマ主演が決まった」というファンのお悩みを紹介。ドラマ主演を喜ぶ一方、「内容がかなり攻めてて、地上波ギリギリらしい。とてもしんどいです」と本音を吐露すると、柏木は、「自分もアイドルっていう立場だから。私も過去にすごい攻めたドラマに出てるじゃないですか。だから、自分のファンのことも気になったし、相手を応援しているファンのこともすごい気になって……。どうしよう? って思った記憶がすごいある」と、自身の経験を振り返った。

「本当に難しいね。こっちの気持ちも分かるし、それを見たくないファンの気持ちも分かる」とつぶやいた柏木。「“推し”も仕事だから。作品を良くしようとか、観てる人に楽しんでもらおうという気持ちで絶対やってるから」と語りかけながら、「嫌な気持ちになるファンがいることも分かるし。もし、これで離れていってしまったら仕方ないっていう気持ちもあるし。でも、その上で、ちゃんと楽しんでくれたり、“良かったです!”って言ってくれたファンのことがうれしかった気持ちもある」と、複雑な心境を打ち明けた。

続けて、「どんなお仕事だって、やりたくないことをやらなきゃいけないことって、誰にでもあるでしょ? それに近いかもしれない。みんな、葛藤はありますよ。“推し”の方にも葛藤はあると思うし、ファンにも葛藤があるのは仕方ない」と語りながら、「でも、これを乗り越えて、すごく絆が生まれていくパターンもあるから」と明るくフォロー。最後は、ドラマを観るべきかについて、「自分にとって一番最適な選択を取ってください。でも、これがファンの正解だっていうのもないから。これは良い質問でしたね～」と語っていた。

ファンへの思いを吐露した柏木に、視聴者からは、「ファン想いのゆきりんだからこそ、葛藤するゆきりんが尊い」「ゆきりんの回答は、本当に愛がある」「めちゃくちゃ親身になってくれるの大好きだ」「アイドルに対して、もっとも真っ直ぐな方だと思う」と、絶賛するコメントが寄せられている。