元プロ野球選手で野球解説者の古田敦也氏が27日、YouTubeチャンネル『フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】』で公開された動画「超豪華ヤクルトOBがほろ酔いトーク!試合開始は“マナカの方程式”!?【ヤクルトスワローズ同窓会】」に出演。ヤクルト入団時に抱いた“投手陣への本音”を打ち明けた。
飯田哲也氏が「最初、尾花(高夫)さんとバッテリーを組んだ時、『ノーサインだ』って言われて。びっくりした。全然捕れなくて」とこぼす中、同じく尾花氏からノーサインの“洗礼”を受けた古田氏は「俺は尾花さんくらいの球やったら……(笑)」と冗談めかして、笑いを誘う。さらに、「だって、俺はアマチュアの時から、野茂(英雄)、潮崎(哲也)、佐々木(主浩)を受けてるから」と続け、「俺、正直、ヤクルトに入って最初に思ったのが、『ショボ』って。本当に申し訳ないけど」と本音を打ち明ける。
そして、「だって、ギャオス(内藤尚行)が開幕投手やんか? ギャオスが『オラー』って(思い切り)投げても、球はショボいわけよ。はっきり言って。コントール(のピッチャー)だから」と振り返ると、古田氏より一学年上でヤクルトのチームメイトだった荒木大輔氏は「(自分の球を受けて)こいつ、ショボって思ってたんですよ!」とツッコミを入れて、周りを笑わせていた。
【編集部MEMO】
『フルタの方程式』は、テレビ朝日で放送されていた古田敦也氏の初冠番組。2021年5月にYouTubeチャンネルとして復活した。名選手たちのハイレベルな技術論や、プロ野球選手だけが知るエピソードに加え、野球のギモンを解決する“方程式”を提案。「ピッチャーズバイブル」「バッターズバイブル」「キャッチャーズバイブル」など、「野球好きのバイブル」となるコンテンツを配信している。なお、古田氏が『これ余談なんですけど・・・』(ABCテレビ)にゲスト出演した際、番組MCのかまいたち・濱家隆一は古田氏のトーク力を絶賛し、『フルタの方程式』を楽しみにしている視聴者の一人であると明かしていた。