今年2月にすかいらーくグループの新業態として神奈川県町田市に1号店の鶴川店をオープンした「飲茶TERRACE桃菜(とうさい)」。クオリティの高い点心などを食べ放題で楽しめることで大きな話題となりました。その後、半年ほどで10店舗以上拡大したのですが、10月17日には東京都内では7店舗目としてマロニエゲート銀座2(東京都中央区)にも登場。
他店舗よりお値段高めなスペシャルメニュー
マロニエゲート銀座2店の店舗は他の桃菜と食べ放題メニューの価格が異なります。
他の桃菜は
24品90分のAコースが2,419円
36品120分のBコースが2,969円
49品120分のCコースが3,519円
なのに対し、
マロニエゲート銀座2店は
35品120分のスタンダードコースが3,299円
49品120分のスペシャルコースが3,849円
54品120分のプレミアムコースが4,399円
と、品数や時間が異なる部分はあるものの、全体的に数百円ずつ高くなっています。さらに「選べる飲茶セット」の価格も銀座店では少し高めに設定されています。
店内は落ち着いた内装。テーブル間も広く取られています。
今回はどんなもんじゃい! と一番贅沢な「プレミアムコース」(4,399円)を頼んでみることにします。
飲み物は食べ放題の中にも含まれていないので別料金で注文します。中国茶の種類も豊富ですし……
お酒で楽しみたい方は紹興酒もグラスorデキャンタでの用意がありました! 紹興酒を白ワインと炭酸で割った「上海ハイボール」というのはどんな味なのでしょう? 気になります。
メニューを見て気づいたのは、他の「桃菜」にはない銀座限定スペシャルメニューがあるということ。「殻付き蒸し牡蠣の清蒸」や「ソフトシェルシュリンプの清蒸」、「鮑(あわび)ちまき」など、豪華な海鮮メニューがあります! これはテンションがあがる!
とりあえず銀座限定のメニューをすべて注文し、さらに中国茶を注文して料理が運ばれてくるのを待ちます。中国茶はポットの中にお湯を入れると茶葉が開く本格的なもの。
さらにフルーツたっぷりのこんなお茶も。どちらもシェアできるようにグラスを2人分持ってきてくれました。
料理が運ばれてきた!
お茶に感動していると料理が運ばれてきました。おなじみのネコ型配膳ロボットくんですね。
そうこうしているうちにあっという間にお料理でテーブルがいっぱいに! このわ~っとお皿が並んで「どれから食べよう!?」となるのも飲茶食べ放題の醍醐味ですよね。
銀座限定メニューはどれも味のクオリティが高く、そして一般的に中華料理屋さんではお値段の張る海鮮メニューがどれも食べ放題という幸せを噛み締めました。全部3個ずつ食べたい! と最初は思ったのですが、食べたいものがありすぎて結局1皿ずつでお腹がいっぱいに。
一番気になっていた「鮑ちまき」はこちら。どーん! と中央に鎮座するあわびは柔らかく歯ごたえがあり、ごはん部分も濃厚な味わいで大満足でした。
もちろん、小籠包や中華まんもいただきました。見た目が可愛すぎるのもいいですよね~。写真を撮ったり「かわいい〜」と盛り上がったりしてしまいますが、冷めないうちに食べることをおすすめします!
銀座限定メニューではありませんが、地味に大好きなのは北京ダックです。一般的には高級でなかなか手が出せないメニューですが、桃菜なら好きなだけ堪能できるのは嬉しい。
結論: 銀座であることを考えたらむしろコスパ最強なのでは?
最初は「きっと120分もいかない」「そんなにたくさんは食べられないと思う」と思っていたのですが、「これも頼みたい!」「かぼちゃの中華まん食べたけどパンダのも食べたい!」と楽しくなってきてしまい、ふと気づけはオーダーストップまで残り16分に(スタートから90分経過するとオーダーストップになります)。
銀座に遊びに来た時のランチとしては最強だと感じました。土地柄どうしても高級な飲食店も多いですし、ファミレスなどはそこまで多くないため、1人2,000円~4,000円で2時間もわいわいと楽しめる食事はかなり「アリ」です。
そこまではちょっとな~という時でも、「選べる飲茶セット」なら2,000円弱で十分堪能できます。単品の注文ならお茶も可能。銀座価格とはいえ、むしろコスパが良いのではないでしょうか。
銀座エリアでがっつり食べたい時にはぜひ。他の桃菜に行ったことがある人でも限定メニューがあるのでさらに楽しめると思いますよ。