物価が高騰し、家計が苦しい中でもおなかいっぱいおいしいものを食べたい! そんなご時世に頼もしい新業態がすかいらーくグループから誕生する。その名も「飲茶TERRACE『桃菜』」。点心を中心とした料理が2,089円から食べ放題で堪能できるほか、セットやアラカルトも楽しめるのだとか。早速試食させていただいたので紹介していこう。

  • 東京町田市にオープンする1号店・飲茶TERRACE「桃菜」

飲茶TERRACE「桃菜」は、点心を中心として、前菜や揚げ物、麺、飯、スープ、デザートまで食べ放題・セット・アラカルトで提供する飲茶の専門店。2月1日、東京都町田市で1号店をオープンする。

2022年、同グループ・バーミヤンの一部店舗にて試験的に実施され、大好評に終わった「飲茶食べ放題」の企画が記憶に残っている読者も多いだろう。

この企画を経て、「(飲茶文化の提供には)大きなマーケットがあると確信した」とする一方、中華料理と蒸し立ての飲茶を同じ厨房で調理・提供することの難しさを痛感したこともあり、飲茶専門店としての新業態オープンに踏み切った。

  • 飲茶食べ放題 Bコースで楽しめるメニューの一部

専門店だからこそのこだわりは、なんといってもジェットスチーマーで蒸した出来立ての「点心」。今回採用した蒸し器は火力が強くスチーム量も通常の倍、短時間で蒸すことができるので、皮も餡の状態もより良く仕上がるという。

  • 自慢の蟹入り小籠包は皮がモチモチで肉汁がたっぷり

  • ジェットスチーマーでおいしく蒸し上げる

実際、ウリの一つである小籠包をいただいてみると、皮はモチモチ、皮がスープを吸わないので肉汁もたっぷり楽しめ、まさしく専門店の味……! 店内仕込みのメニューも蒸し鶏、トンポーロウなどをとりそろえており、中でも筆者が試食したトンポーロウは肉の甘みや旨味、しっとりとした食感が印象に残る本格的な一品だった。

  • 肉の旨味と甘みがしっかりと感じられるしっとり食感の「トンポーロウ」

食べ放題のコースは24品の中から注文できる「Aコース」(2,089円/90分制)、北京ダックや自慢の蟹入り小籠包など39品をラインナップした「Bコース」(2,419円/120分制)、全52品が堪能可能な「Cコース」(2,639円/120分制)の3つ※小学生は全コース1,099円、3歳以下は無料。

  • 他にも多彩なメニューがそろっています

タッチパネルで注文すれば熱々の点心が届くオーダーバイキング方式をとっているほか、蒸したての点心が店内を巡るワゴンサービスもあり、エンターテインメントとして食べ放題を楽しめるだろう。

  • ワゴンサービスも

また麺・飯1品と飲茶が数点ついた「選べる飲茶セット」(1,309円・1,529円・1,749円)や一品ずつからアラカルトでオーダーすることも可能なので、ちょっとしたランチやデザートタイムにも気軽に訪れることができそうだ。

  • いろんな楽しみ方ができそう

1号店のオープンを皮切りに、2023年には南関東でおよそ20店舗の出店を計画、今後は全国展開を予定しているとのこと。近くで見つけたら、ぜひ立ち寄ってみては?

  • 1号店となる『飲茶TERRACE 桃菜 鶴川店』店舗外観

飲茶TERRACE 桃菜 鶴川店
住所:東京都町田市大蔵町188
営業時間:10~23時(L.O 22時半)